【大宮アルディージャ】今野浩喜の「タダのファン目線記」小石田純一さん 後編
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【©︎1998 N.O.ARDIJA】
今野「小石田さんって、どんなサッカーが好きなんですか?」
小石田「どういうサッカー……ですか」
今野「簡単に言うと、バルサなのかレアルなのか」
小石田「バルサは好きですよね。やっぱり」
今野「それなのに大宮、三浦(俊也)さんがいいって言うのは(笑)」
小石田「確かに(笑)。やっぱりボールを持ってゲームを進めるサッカーは好きですけど、大宮のサッカーを観て、応援するようになってから、しっかり守って1-0で勝つサッカーを楽しめるようになりました」
今野「わかります。俺は、もともとそういうサッカーが好き。大宮のせいなのかな」
小石田「そうかもしれない。だから、全然楽しめるようになりました」
今野「なるほど。俺も、大宮の次は町田が好きかもしれない」
小石田「あぁ」
今野「なんだろう。身の丈に合った勝つ方法を探すべきじゃないですか」
小石田「それで町田はJ1で上位ですからね。相手選手やチームに対応して勝つ方法を探すの大事ですよね。勉強になりますね」
今野「なります。周りから文句を言われるのも、めっちゃ気持ちいいと思いますよ」
小石田「いろんなチームがあるのは面白いですね」
今野「そうですね。小石田さん自体はサッカーはやるんですか?」
小石田「いや、全然です。サッカー経験は、小学校低学年くらい」
今野「キャプテン翼の影響ですか?」
小石田「あぁ、見せられましたね。親に」
今野「えっ!?教材にはならないでしょ」
小石田「ツインシュートとか、やってましたよ(笑)」
今野「オーバーヘッド」
小石田「あと、GKがポストを蹴って飛ぶとか」
今野「ドライブシュートとかね」
小石田「シャツの袖をまくって、日向小次郎とかも」
観戦場所はもっぱらゴール裏
今野「はいはい。小石田さんは試合を観てるとき、ヤジるんですか?」
小石田「いやいや(笑)。ヤジってたらヤバいでしょ」
今野「裸には?」
小石田「だから、小石田純一がゴール裏で裸になってたら大変ですよ」
今野「裸にセーターはないですか?」
小石田「ちゃうちゃう。選手が一生懸命戦っているなか、こっち側で目立とうとするのは嫌なんですよ」
今野「それじゃ、一番前で旗振ったりとかは?」
小石田「やらないです(笑)」
今野「セーター着ながら」
小石田「アハハハ……」
今野「スタジアムで声かけられます?」
小石田「たまに。でも、こういう格好をしてないと、そこまで気づかれません」
今野「変装してるんですか?」
小石田「いや、別に。帽子くらいかぶりますけど」
今野「ふ~ん、それだけ」
小石田「どこで観てるんですか?」
今野「俺は基本DAZNです」
小石田「スタジアムには行かない?」
今野「めちゃくちゃ声かけられたくないんで」
小石田「アハハハ……。なのに、僕には裸にセーターって。逆に声かけられないかも」
今野「危ないヤツだって(笑)」
小石田「声かけられたり、見られてると思うと、緊張しますよね」
【©︎1998 N.O.ARDIJA】
今野「これまで観た中で一番印象に残った試合ってなんですか?」
小石田「う~ん……なんだろうな。ムルジャが初めて出てきた試合(2014年7月19日・第15節の広島戦。ムルジャの2得点で追いつき3-3のドロー)かな」
今野「え~?」
小石田「途中から入ってゴール決めたんですよ」
今野「ふ~ん」
小石田「うわっ、すごいゴール決めるじゃん、この人って」
今野「全然覚えてない」
小石田「あのときもゴール裏で観てて、ムルジャってうまいんだって」
今野「フフフ……。話それますけど、花粉症なのにマスクしてないように見えるじゃないですか、実はしてるんですよ」
小石田「どういうことですか?」
今野「鼻の中にしてるんですよ」
小石田「(鼻の中を確認して)ホントだ。入ってる。それで花粉を防げるんですか?」
今野「はい」
小石田「すごいですね。両方入ってるんですか?」
今野「入ってます」
小石田「呼吸は?」
今野「すごいしづらいです。でも、薬を飲まずにいられます」
小石田「それはいいですね!」
今野「でも、めちゃくちゃ違和感があります」
小石田「ですよね。入ってるんですもんね」
今野「そうなんです」
小石田「……花粉の話に戻りましたね」
今野「言いたかったんです」
謎の代表戦いじり
今野「日本代表の試合も観るんですか?」
小石田「あんま観ないですね」
今野「さすがですね」
小石田「ワールドカップくらいですね。ちゃんと観るのは」
今野「ふ~ん。それぐらいなんですね」
小石田「日本代表の試合とかたまに観ると、ビックリしますね。うますぎて」
今野「アハハハ……。わかります!」
小石田「パスも速いし、判断力も早い。こんなテンポでやってるんだって」
今野「見づらいです。逆に」
小石田「目が慣れてない(笑)」
今野「早すぎてつまらない」
小石田「観てて追いつかない」
今野「脳がおいていかれる」
小石田「もっとね、パスもらってから考えればいい」
今野「その前に考えちゃってるから(笑)」
小石田「首振りすぎだろって(笑)」
今野「ビックリします。試合は兄弟と観に行ってるんですか?」
小石田「いや、最近は……。でも、三人兄弟の一番下は、よくスタジアムに行ってますね。姪っ子と一緒に」
今野「姪っ子さんも好きなんですね」
小石田「ただ、柴山(昌也)選手と大山(啓輔)選手が好きだったので、今は誰推しなのか……。たぶん、市原吏音選手とか好きそうですけどね」
今野「サッカー以外は何も観ないんですか?」
小石田「スポーツですか?」
今野「うん」
小石田「特には……」
今野「さすがですね」
小石田「やってたら観るくらいですかね」
今野「やってたら何だって観そうですね、逆に(笑)」
小石田「ヌハハハ……。何でも観るかもしれないですね」
今野「他の趣味は? サッカーゲームとか」
小石田「しないですね」
今野「へ~」
小石田「音楽が好きなのでロックフェスとか行ってます」
今野「誰が好きなんですか?」
小石田「う~ん、誰ですかね。最近聴かなくなっちゃったからな」
今野「フフフ……」
小石田「だから、好きでもないのかな」
今野「ロックフェスって、FUJI ROCKとか?」
小石田「FUJI ROCKとかSUMMER SONICとか、ROCK IN JAPANもよく行ってました」
今野「テントに泊まって、何日もやるやつ?」
小石田「FUJI ROCKとかはテントに泊まりますね」
今野「小石田さんも?」
小石田「テントに泊まったこともあります」
今野「あれはどこでやってるんでしたっけ?」
小石田「FUJI ROCKは苗場です」
今野「苗場までテントを持って行くんですか?」
小石田「そうですね」
今野「大変ですね」
小石田「いや、好きで行ってますから(笑)」
今野「日焼けとかもあるし」
小石田「大変ですね。日焼け止めしないと、ヤバいです」
今野「シャワーとかあるんですか?」
小石田「ありますあります。苗場プリンスホテルの大浴場を使えたりも」
今野「へ~。いつくらいまで行ってたんですか?」
小石田「去年も1日だけ行きました」
今野「けっこう行ってるんですね。やったらいいじゃないですか、そういうフェス」
小石田「やれないですよ。大変ですって(笑)」
【©︎1998 N.O.ARDIJA】
今野「小石田さんはアルディージャのイベントやったことあるんですか?」
小石田「あります」
今野「どういうのやったんですか?」
小石田「試合前にネタするのと、PKやりましたね。それに呼んでもらいました」
今野「もっと大々的にやってほしいな」
小石田「どういうのですか?」
今野「俺たちは、パレードとかやりましたからね」
小石田「意味がわからない。何をやったんですか?」
今野「歩きましたよ」
小石田「パレードって、何かお披露目するとかじゃないですか」
今野「いや、ディズニーにだってあるじゃないですか」
小石田「はいはい。ああいうショー的な。どこを?」
今野「大宮駅からスタジアムまで」
小石田「けっこう距離あるじゃないですか(笑)。一人で?」
今野「いや、小石田さんみたいに、このコーナーに出てくれた人たち何人かで(笑)」
小石田「それってパレードですか? 歩いてスタジアム行っただけじゃ……」
今野「いや(笑)。そう受け取る人もいるでしょうけど、オフィシャルなイベントとして、オールスターとしてですから」
小石田「オールスター?」
今野「このコーナーに出てくれた人たちで、大きな催しものをやってるんですよ。しかも、クラブ公式ですからね。怖いですよね、このクラブ」
小石田「誰か止めなかったんですか?」
今野「そうなんですよ。ビックリですよね。浮かんだ案をその場のノリで言って、それが受け入れられていく怖さ」
小石田「すごいことやってますね」
今野「ホント、信じられません(笑)」
小石田「アハハハ……。それじゃ、僕もパレードできるように頑張ります」
今野「そうですね、いつかできると。ただ、小石田さんも今回で出る権利は得ましたから、ちゃんと出してあげますよ」
小石田「ありがとうございます。オールスターの一人に」
今野「はい。エントリーされました。うれしいでしょ」
小石田「……はい」
今野「最後、何か言い残したことは? 告知でもいいですよ」
小石田「僕、YouTubeで『小石田Jチャンネル』っていうのをやってまして。今、実家の畑で農作業してるのをけっこうアップしてるんです」
今野「へ~、楽しそう!」
小石田「それで今回、大宮アルディージャの練習を見学させてもらって、選手とちょっとお話しさせてもらったのもアップしていくので、ぜひ、チェックしてください」
今野「選手に農作業してもらってもいいんじゃないですか」
小石田「そんな迷惑かけられません」
今野「いいと思いますよ。体力あるから」
小石田「アハハハ……。うちの農作業で体力削らせたくない」
今野「じゃ、ありがとうございました」
小石田「そんな締め方! 何か続きそうな感じで終わるんですね」
今野「はい」
小石田「こちらこそ、ありがとうございます」
構成:粕川哲男
【©︎1998 N.O.ARDIJA】
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