現役プロ選手を多く輩出している高校は? ベースボール・グラフィック・レポート
【データおよび画像提供:データスタジアム】
現役選手を輩出している上位高校が分かったところで、「学校別ベストオーダー」を考えてみよう。
上記ランキングに入った高校は現役だけで9人以上いることから、『面白いチームができるのではないか…?』と思い、各校出身者でオーダーを組んでみた。どんなタイプ、どんなポジションの選手がプロに進んだのか。それぞれの高校の特徴も併せて、あぶり出せれば幸いだ。九州国際大付は必要数の野手が集まらなかったため、残念ながらチーム編成とはいかなかったが、9人のうち捕手が3人(横浜DeNA・高城俊人、北海道日本ハム・清水優心、巨人育成・河野元貴)と捕手輩出校と言えるだろう。
東の横綱・横浜
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セ・リーグの本塁打王争いをけん引する筒香嘉智(10年卒)を中心に、野手は地元・横浜DeNA勢が多く占める。投手では昨季パ・リーグの最多勝投手・涌井秀章(千葉ロッテ、05年卒)、左の成瀬善久(東京ヤクルト、04年卒)が控える。もちろん、今も語り継がれる春夏連覇時の大エース・松坂大輔(福岡ソフトバンク、99年卒)の存在も忘れてはならない。
好投手を輩出している広陵
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広陵で忘れられない出来事といえば、07年夏の決勝。エース・野村と小林誠司(巨人、08年卒)のバッテリーを中心に勝ち進み、決勝も佐賀北を相手に終盤までリードを保つ。悲願の全国制覇達成か……と思いきや、押し出し四球の後に逆転グランドスラムを被弾し敗戦。「がばい旋風」の前に涙を飲むことになった。
横浜と同様、名伯楽で鳴らす中井哲之監督の薫陶を受けたチームワークは強固だ。今回のチーム編成上、本来は捕手の白濱裕太(広島、04年卒)にファーストを守ってもらおう。