イチローの同僚が侍ジャパン入り!? 3000安打とイエリッチの複雑な関係
大「イ・チ・ロー」コールも二ゴロ
日本時間24日、代打のイチローはセカンドゴロ。3000安打は残り4本のまま 【写真は共同】
客席からは大歓声。球場全体に「イ・チ・ロー」コールが、こだまする。スタンディングオベーションのあと、そのまま立ったままで、イチローの打席を見守るファンも少なくなかった。
「エネルギーに溢れていた」と試合後に話したマティングリー監督。
「チーム自体もああやって応援してもらえるようにならなければダメだね」
そういう喧騒の中、初球は見逃しのストライク。2球目はボールで、3球目はファウル。4球目、イチローのバットからは快音が聞かれたが、セカンド正面のゴロだった。
その瞬間、声援はため息に変わっている。
「代打なら1打席2本は打てない…」
「先発でやってたら、そらそうです。代打で10試合、もし10打席だったら、難しいですよ。1打席で2本ヒットは打てない」
結局、記録に少しでも肉薄する、達成する、としたら今はとにかくスタメンでの出場機会が欲しいところ。現在、イエリッチに疲れが見え始めたら、イチローが代わってスタメン出場というパターンが想定されているが、イエリッチはこの日も3安打。目下、10試合連続安打中で、その10試合は打率4割2分9厘(42打数18安打)と絶好調だ。
ということは明日も…?
いずれにしても、イエリッチがどんな素晴らしい選手か、ということだけは、お分かりいただけたかもしれない。