【REAL】 S・ライト級初代王者決定へ ライト級トーナメントは5名の参戦決定
S・ライト級決勝はソウザvs.ZUZU
「REAL 5」の会見が12日に行われた 【FIGHTING GLOBE】
大会では昨年12月からスタートしたREALスーパーライト級(74.2kg以下)トーナメントが決勝戦を迎え、ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)とZUZU(アメリカ/T'sキックボクシング)がベルトを争う。
S・ライト級決勝を争うソウザ(左)とZUZU 【FIGHTING GLOBE】
「控室でもいい試合をしようとサトシと話をしました」(ZUZU)、「お兄ちゃん(=REALウェルター級王者マルコス・ソウザ)と一緒にベルトを獲りたい」(サトシ)と試合に向けコメントした2人は、どちらも高い決定力を有するだけに、短期決着となる可能性もある。
フェザー級は決勝の日本人に期待
フェザー級トーナメントは準決勝の開催 【FIGHTING GLOBE】
「レスリングが強くて、気持ちの強そうな相手なのでタフな試合になると思うが、経験は自分の方が上なので、常にペースを握って戦いたい」(芦田)、「試合時間が短く相手のことは分かりませんでしたが、まず自分に勝って、相手にも勝ちたい」(中村)とそれぞれ意気込みを語った2人は、ともに「優勝しか考えていない」と同じ思いを口にし、決勝での日本人対決に期待を持たせた。
UFC帰りの小谷「勝ち続ける」
新たに始まるライト級トーナメントの5選手が発表された 【FIGHTING GLOBE】
UFCを経て今回のREAL初参戦を迎える小谷は「UFCで負けて、当分(試合を)やめようと思いましたが、自分はこれしかできることがないし、日本で出られる団体がある限りはもがいてみようと思いました。勝ち続けて、また大きな団体に出られれば」と再出発への抱負を語った。
上山はスーパーライト級トーナメント、小金はフェザー級トーナメントでともに1回戦負けを喫しており、どちらも階級を変え再起を期しての出場。海外勢ではアフメドフは空道(大道塾)の経験を持つ打撃をベースにしたファイターで、ディミトリーはコンバットサンボ出身で現在9連勝中という選手。ディミトリーはフェザー級トーナメントで中村ジュニアと対戦するヴラディスラフの双子の兄で弟以上の能力を持つとされ、2選手とも日本人ファイターにとって脅威となりそうだ。
なお、今大会で行われる予定であったREALヘビー級(120.7kg以下)トーナメント準決勝はアミル・アリアックバリ(イラン)が出場不可となったため、10月の「REAL 6」へスライドし、カルロス・トヨタ(ブラジル)との対戦が検討されている。
6月12日(日)東京・TDCホール 開場15:00 開始16:00
<REALスーパーライト級トーナメント決勝戦>
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/2012&2014ワールドプロ柔術優勝)
ZUZU(アメリカ/T’sキックボクシングジム)
<REALフェザー級トーナメント準決勝>
芦田崇宏(BRAVE)
ヌルベルゲン・シャリポフ(カザフスタン)
<REALフェザー級トーナメント準決勝>
中村ジュニア(マッハ道場/元修斗環太平洋ライト級王者)
ヴラディスラフ・パルブチェンコ(ウクライナ)
<スペシャルマッチ フェザー級>
飯嶋貴幸(NATURAL7)
ダスタン・アビヂミタリップウウル(キルギス)
<出場決定選手>
REALライト級トーナメント
アフマト・アフメドフ(キルギス)
ディミトリー・パルプチェンコ(ウクライナ)
小谷直之(ロデオスタイル/初代ZSTライト級王者)
上山龍紀(U−Spirit Japan町田/初代DEEPミドル級王者)
小金翔(フリー)
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