スタン・ハンセンさんがWWE殿堂入り「偉大なグループの一員になれ光栄」

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WWE殿堂入りを果たしたスタン・ハンセンさん 【(C)2016 WWE】

 米国のプロレス団体WWEは、プロレス界において大きな活躍をした人物の功績を称える「WWE殿堂(WWE Hall of Fame)」を発表し、日本でも長年にわたって活躍したスタン・ハンセンさんが、殿堂入りすることが決まった。

 過去にはアンドレ・ザ・ジャイアントさん、ザ・ファンクス(ドリー・ファンク・ジュニアさん、テリー・ファンクさん)、アブドーラ・ザ・ブッチャーさんといった日本で活躍した外国人レスラー、そしてアントニオ猪木さん、昨年は藤波辰爾さんも、日本人として殿堂入りを果たしている。

 今回、大きな栄誉を受けたハンセンさんに喜びの声を聞いた。

「このような栄誉にとてもハッピー」

――今回、WWE殿堂入りが決まりましたが、最初に聞いた時はどう思いましたか?

 率直に驚きました。自分が選ばれると思っていなかったので、このような栄誉にとてもハッピーでした。

――2010年10月にアントニオ猪木さんが殿堂入りを果たした時、インダクター(殿堂入りを果たした人のスピーチ前に、その人の紹介・名前を発表をする人)を務められました。その時に近くで殿堂入りする選手を見て、どんなことを感じていましたか?

 アントニオ猪木さんが私をプレゼンターに選んでくれてうれしかったです。とてもいい経験でした。あの時に初めて私はWWEに関わり、その組織の規模に非常に感銘を受けました。また、私が現役の頃とくらべて、レスリングのプロモーションをする上での規模がここまで変わったのかと驚かされました。

――日本で活躍されていた時にライバルだった猪木さん、アブドーラ・ザ・ブッチャーさん、ハルク・ホーガンさん、そしてプロレス界に誘ってくれたテリー・ファンクさんらも先に殿堂入りを果たされていましたが、やはりこのWWE殿堂に思い入れはありましたか?

 殿堂入りに関しては、その機会が来る時は来るし、来ない時は来ないといった心境でした。テリー・ファンクさんが選ばれたのは知っていましたし、彼が私のキャリアをスタートしてくれました。彼も含め、殿堂には多くの偉大なパフォーマーやスーパースターたちが入っています。その偉大なグループの一員になれると考えるだけで光栄です。

――自分自身としては、どんな点を評価されて殿堂入りを果たすことができたと思いますか?

 それは私を選んでくれた人たちにしか答えられないことです。これまでのキャリアで、ブルーノ・サンマルチノさんやボブ・バックランドさんなど、多くの王者と試合をしてきました。古くはWWWF時代などから多くの偉大な選手たちと戦ってきました。それがあってのことなのかもしれません。

猪木、天龍、鶴田、小橋らの試合が思い出

――過去を振り返り、一番思い出に残っている試合は何ですか?

 日本では数千試合しているのではないでしょうか? 私はキャリアの大半を日本で過ごしました。その中でもアントニオ猪木さん、天龍(源一郎さん)、ジャンボ鶴田さんとの試合は思い出深いです。また若い世代では小橋(建太さん)ともいい試合をしました。日本での約20年の中で、どの試合もすべていい思い出です。

 米国ではMSG(マディソン・スクエア・ガーデン)でのブルーノとの2試合、シェイスタジアムでの試合は思い出に残る試合です。もちろんボブ・バックランドさんともいい試合をしました。彼は恐らくプロレスラーになった選手の中で最高のアスリートだったのではないでしょうか。

――最近の選手で期待している選手はいますか?

 たくさんいすぎて、1人に絞るのが難しいです。アンダーテイカーはデビュー当時から見ていました。彼には直接、将来が楽しみだと声をかけたこともあります。まだアンダーテイカーとなる随分前でしたが。当時から才能があると思いましたし、彼がここまでのキャリアを築いていることをうれしく思います。ショーン・マイケルズも最初に対戦した時から可能性を感じました。

 日本でも新日本を中心に多くの有望な選手がいます。これからも日本からは多くの有望な選手が出てくるのではないでしょうか。

――今回、WWE殿堂入りを果たし、今後、プロレス界にどんな役割を果たしていきたいでしょうか?

 今でもファンのみなさんと会える機会を非常にエンジョイしています。今後可能性があるなら、WWEの良いニュースを世界に広める役割も務めていきたいですね。今回の殿堂入りに対して、何か恩返しができればいいですね。
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