年度替わりの収穫祭マカヒキ 「競馬巴投げ!第117回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

サトノダイヤモンド一強を許してなるものか

[写真5]ここ2走不振のアドマイヤエイカンだが素質は見劣らないはず 【写真:乗峯栄一】

 その競馬界新年度の先陣を飾る弥生賞、頭数は少ないが、サトノダイヤモンド一強を許してなるものかと、精鋭がそろってきた。まず写真の説明から。

[写真1]はわずか2戦目でGI朝日杯を勝った、どこまで強いか分からないリオンディーズ。

[写真2]は出世レース若駒Sを楽に差し切ったマカヒキ。

[写真3]は武豊全GI制覇をリオンディーズにわずかに差され、悔しさ噛みしめたエアスピネル。

[写真4]は朝日杯敗戦の悔しさを前走寒竹賞圧勝で払拭したタイセイサミット。

[写真5]は早いデビューで、札幌2歳Sを勝って既にクラシック参戦を確実しているアドマイヤエイカン。

金子ハワイ馬名がクラシックに踊る

 やはり無傷でクラシック本番へというのは夢がある。サトノダイヤモンドがその条件をクリアしそうだから、弥生賞組からも無傷の馬が参戦して欲しい。となるとリオンディーズかマカヒキとなる。GI勲章は重いからリオンの方が人気だろうが、マカヒキの前走圧勝劇は大いに期待させるものがある。久しぶりに金子ハワイ馬名がクラシックに踊るように思える。

 単(11)マカヒキに千円。三連単(11)頭固定、ヒモに(10)リオンディーズ、(3)タイセイサミット、(1)アドマイヤエイカン、(4)エアスピネル、(8)イマジンザットの6頭。各300円で9千円。計1万円でいく。

乗峯栄一の1万円馬券勝負!2016春の陣

<今週の1万円勝負(弥生賞)>
単勝(11)マカヒキ×1,000円
3連単(11)マカヒキ1着軸固定→(10)(3)(1)(4)(8)[30点]×300円=9,000円

<前回の結果(フェブラリーS)>
単勝(3)コパノリッキー×1,000円⇒ハズレ
3連単(3)コパノリッキー1着軸固定→(7)(4)(11)(14)(2)(5)[30点]×300円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの収支>
−30,000円−10,000円=−40,000円

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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