「古豪浪商復活を」野球部100年式典 張本さんがメッセージ「喝!」 高田繁さん、明徳・馬淵監督が激励
大阪体育大学浪商高校
「オール浪商で昔の強くたくましい浪商野球を築く」と100周年記念式典で決意を語る中村好治監督 【大阪体育大学】
特に1961年は「怪童」尾崎行雄投手(故人)を擁し、因縁のライバルだった柴田勲投手(元巨人)率いる法政二高を準決勝で降し、優勝。また、1979年夏は牛島和彦投手(元ロッテ)―香川伸行捕手(元ダイエー、故人)バッテリーを軸に準優勝した。
野球関係者、OBら約250人が参加した100周年記念式典 【大阪体育大学】
記念式典には、1961年夏に尾崎投手の1年下で優勝を経験し、巨人でV9に貢献、日本ハム・ヤクルトで監督を務めた高田繁さん、2002年春に23年ぶりの出場を果たし、巨人、米大リーグインディアンス(当時)を経て、現在はチェコのプロリーグでプレーする村田透投手らOBが多数出席した。
式典の会場には、春夏の甲子園の優勝旗のレプリカなどが飾られた。
会場には春2回夏2回の優勝旗のレプリカなどが飾られた 【大阪体育大学】
「学園が苦境に陥いるたびに野球部が全国優勝で活気をもたらした」と語る浪商学園・野田賢治理事長 【大阪体育大学】
硬式野球部のOBを代表して、高田繁さんがあいさつを務めた。高田さんは1年後輩で1961年夏の優勝時にエースだった「怪童」尾崎投手(故人)について、「今まで多くの投手と対戦しましたが、ストレートに限っては、尾崎がナンバーワンでまさしく剛速球でした」と懐かしんだ。また、「今も夏の大阪大会が近づくと浪商の成績が気になります。後もう少しで甲子園に手が届くと思います。この壁を一回乗り越えたら、必ず甲子園常連校の浪商に戻れます。現役の選手には頑張ってほしい」と激励した。
「浪商は必ず甲子園常連校に戻れる」と激励するOBで元巨人の高田繁さん 【大阪体育大学】
張本勲さんのメッセージが会場のスクリーンに映し出された。「激励の『喝!』を入れます」 【大阪体育大学】
中村監督と40年来の友人で来賓として出席した明徳義塾高校・馬淵史郎監督。「甲子園で浪商とゲームができることを楽しみにしています」 【大阪体育大学】
最後に工藤哲士校長が閉式の辞を述べて、閉会した。
「就任4年までに必ず甲子園に出ます」と誓う中村監督 【大阪体育大学】
開会の辞を述べる硬式野球部OB会の原田富士雄副会長(元4カ国国際野球大会全日本監督、元NHK解説者) 【大阪体育大学】
乾杯の発声をする浪商学園同窓会の堀博充会長 【大阪体育大学】
会場では浪商学園の100年の歴史が映像で紹介された 【大阪体育大学】
会場では野球部の甲子園での熱戦の跡が映像で紹介された 【大阪体育大学】
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