【RIZIN】白星飾ったバルト「格闘家として頑張る」 榊原委員長「一過性でなく地位を築く」
ＲＩＺＩＮの立ち上げに成功した榊原信行実行委員長は「出場した選手たちの気迫あふれる、情熱のこもったファイトで非常に良い大会を作り上げることができた」と総括し、出場選手に感謝を述べた。また今後は「ＲＩＺＩＮが一過性のものではなく、世界の中で定着し、認知してもらえるような地位を築けあげられるように頑張りたい」と今後も魅力的な格闘技イベントにしていく意欲を示した。
総合格闘技デビューを白星で飾ったバルトは「これからは格闘家として一生懸命頑張っていきたい」と今後も総合格闘技の世界で戦うことを明言。次戦については「今日、明日ではないですけど、何日か休んで、準備をまた始めます」と決まってはいないが、いつでも戦う気持ちでいると話した。
また総合ルールでの初戦を見事な腕ひしぎで一本勝ちしたＲＥＮＡは「ＭＭＡファイターとしては実力がないと思っていますが、最高の形で終わることができた。ほっとしている」と白星を飾れたことに胸をなでおろし、さらに「女子格闘技、まだまだ面白い選手がいるので、これからも注目して頂きたい」と女子格闘技をアピールした。
以下、会見でのコメント。
日本にＭＭＡが戻ってきた
武尊
高阪剛
ギャビ・ガルシア
ＲＥＮＡ
バルト
エメリヤ・エンコ・ヒョードル
キング・モー
榊原実行委員長
「昨日まで本当にお世話になりました。そして２０１６年、また皆さまとともに、日本発世界に届けられる格闘技イベントを精一杯、私を筆頭に、「ＲＩＺＩＮ ＦＦ」として引っ張っていきたいです。
ここに集まってくれた選手を筆頭に、出場した選手たちの気迫あふれるというか、情熱のこもったファイトによって、非常に良い大会を作り上げることができたことに、主催者を代表して、まずは選手に心から敬意と感謝を伝えたいです。ありがとうございました。
また年末の忙しい中、どうなるか約束されていないイベントでしたが、たくさんのお客様に来て頂けたことに心から感謝をしたいと思います。主催者としては、あれだけ多くのファンの方たちの期待を背負い、今からさらに良くできるように頑張っていきたい。ＲＩＺＩＮというものが一過性のものではなく、世界の中で定着し、認知してもらえるような地位を築けあげられるように頑張っていきたいです」
「昨日は初めてさいたまスーパーアリーナで試合をして、大みそかも初めてで、最初はちょっと緊張したのですが、入場ゲートを出たところから、最高の景色が広がっていて、最高の気分で試合をすることができました。最高でした」
「今回、あらゆる意味で、“幕開け”という形で２９日の第１試合をやらせて頂きました。自分なりに理解をしているところでの“幕開け”の表現はできたつもりではいます。後は、観て頂いた皆さんの評価ですが、高い評価を頂けるなら幸いです」
「この素晴らしい大会に参加させて頂き、感謝しています。昨日は私の人生の中で最も幸せな日でした。それはかつで夢見た大スター、ＰＲＩＤＥの大スターたちが歩んだ花道を私も歩むことができました。それは特別なことでしたし、さらに会場にいた日本のファンの皆さんから受けた愛情が素晴らしかったです。昨日は私のデビュー戦でしたが、これからもっと進歩していきたいと思います。もっと皆さんに素晴らしい試合を見せたい。私は日本でＭＭＡを始めたので、日本で終わらせたいという気持ちです」
「昨日は本当にさいたまスーパーアリーナという大きな舞台で、榊原さんにチャンスを頂いて、シーザー会長に背中を押して頂き、勇気を出して一歩を歩むことができました。正直、まだまだＭＭＡファイターとしては実力はないと思っていますが、最高の形で終わることができたと思います。今はほっとしています。大会の中で男子選手が注目されてメインだったのですが、その中でもギャビ選手と私がやっぱり注目される試合ができたと思います。女子格闘技まだまだ面白い選手がいるので、これからも注目して頂けるとありがたいです」
「昨日は私のデビュー戦でした。デブじゃないですよ。（笑）
今年も本当に格闘家として一生懸命頑張っていきたいと思っているので応援よろしくお願いします」
「昨年は私たち、榊原さんのおかげで、とても素晴らしい日を迎えることができました。私にとっては、とても素晴らしい、喜ばしい日になりました。本当に感謝したいと思います。
榊原さんには、もう一度ＰＲＩＤＥのチームを立ち上げてくれて、新しいトーナメントを作ってくれて感謝しています。それはロシアの私たちのチームにとって、自分たちの力を試す機会を与えてくれたからです。今後とも、ロシアチームは頑張っていきたいと思っています。
このＲＩＺＩＮトーナメントは新しい世代のトーナメントだと思います。新しい世代が新しいテクニックをもっとも優秀な人たちが出る大会になると思います。そして私と一緒に壇上にいる選手には、一緒に大会に出てくれたことに感謝しています」
「数年前に、『日本のＭＭＡは死んだ』、あるいは『一過性のものだった』という声を聞き、もう戻ってこないと言われていました。しかし昨日の夜、榊原さんとすべての選手がその言葉は間違っていたということをはっきりと示すことができたと思います。ＭＭＡは日本に力強く戻ってきました」
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