【RIZIN】白星飾ったバルト「格闘家として頑張る」 榊原委員長「一過性でなく地位を築く」
ヒョードルは継続参戦を明言
和やかな雰囲気で乾杯するヒョードル&RENA&高阪 【スポーツナビ】
ヒョードル 私は今後とも戦い続けます。そして私たちはRIZINの榊原さんと良い関係ですので、世界のファンの皆様が喜ぶ戦いを見せていきたいと思っています。
――RENA選手へ質問。今後も総合をやっていくならどのあたりを強化したい?
RENA 正直、まだそこまで考えていないです。MMAをやるならRIZINでやらせて頂きたいと思っているので、榊原さんとシーザー会長に相談したいです。
榊原委員長 昨日の試合を見ると、もう一回見たいですよね。素晴らしいデビュー戦だったと思うし、スタンディングの選手ですが、狙って極められる技じゃないのに、それを狙っていたのも含めて、メンタルもフィジカルも、テクニックも含めて、めちゃくちゃ総合向きだと思います。ですから、シュートボクシングという競技と合わせて総合格闘技を是非、RENA選手には続けてほしいと思います。
――ヒョードル選手と高阪選手に質問。この後の試合の予定は? 今年は何試合ぐらいしたい?
高阪 まだしばらく休みます。自分の試合が終わった後のコンディショニングを客観的に見れてないので、もう少し時間を使って、できるところとできないところを認識した上でやりたいです。ただ、正直、生涯現役でいたいという気持ちが強いので、あくまでも試合をするという前提のもとに、自分の体のことを考えていきたいです。
ヒョードル 私もこの半年間にわたって厳しい合宿を続けて来ました。もちろん家族と過ごす時間もありませんでした。ですから、終わったばかりなので、しばらくは家族と一緒に過ごし、休みたいと思っています。しかしながら、1月末には次の試合に向けて準備をしたいと思います
――ヒョードル選手に質問。今後トーナメントに出る意思はあるか?
ヒョードル トーナメントにも一緒に出たいと思います。
UFCとは違う、ファンが望むものを提供
トーナメント優勝者のベルトの重さにびっくりする武尊とバルト。ベルトの重さは10キロ! 【スポーツナビ】
榊原委員長 RIZINという舞台のスタイル、方向性としては、僕らとしても手探りというか、チャレンジの場にはしたいと思い、チャレンジを続けたいと思っています。新生K−1の皆さんとも話をして、今後も試合を組んでいきたいと思っていますし、シュートボクシングの試合もあっていいと思っているので、いろいろな格闘技の魅力を、そしてその選手の魅力が最も輝くルールの中で実現していける場にしたいです。
どうしても、世界の中で総合格闘技のスタイルが、ユニファイドな形になりすぎていると思います。UFCに影響をされていると。UFCの世界観の中で見せられるものは、総合格闘技の持っている魅力の中のほんの一部分だと思っています。そこに押しこめちゃっていると。僕は格闘技は広い意味でいろいろなスタイルがあるし、試合時間が変わって、リングが変わって、ルールが変わるだけで、試合の結果とか、選手たちの戦うスタイルは変わるので、そこで一つにしちゃうと、選手の良さを見せ切れていないと。
もちろんUFCは素晴らしいと思うし、彼らがこの競技において貢献したことはリスペクトしていますが、それがすべてじゃないので、もっと格闘技のいろいろな引き出しを見せられるように、僕らがUFCのやらない部分を僕らが引き出して、選手たちと一緒に見せられればと思っています。その中でスタイルが確立するのを目指しますが、それまではファンが見たいものをどんどん提供していきたい。そういうフレキシブル性を持っていきたいなと思います。
――ギャビ選手とバルト選手に質問。今回MMA初挑戦となったが、次の試合はいつになるか?
ギャビ 榊原さんが次の準備をしてくれれば、いつでもすぐに試合します。
バルト 今日、明日じゃないんですけど、何日か休んで、準備を始めます。まだまだ素人だから、自分ができることは一生懸命頑張ることだけです。