高温多湿の夏を乗り切るためのラングッズ 南井正弘のイチオシ!

南井正弘

【南井正弘】

 いわずと知れたことだが、日本の夏は梅雨が明けると連日30度を超えることも珍しくなく、35度を超えることも多々ある。さらに不快なのが湿度の高いこと。これが米国・西海岸やヨーロッパのように湿度が低く、カラッとしていたら少しは過ごしやすいのだが……。

 日本の夏のこのような過酷な気候でも、定期的なランニングを継続するランナーは少なくないが、備えあれば憂いなしということわざがあるように、日本の暑さにも対応してくれるランニンググッズがあれば、日々のランニングはちょっぴり快適となるはずだ。

 今回は今年3月から5月にかけて、ロサンゼルス、ハワイ、サイパン、台北といった温度の高いエリアでランニングしたフリーライター南井正弘が、実際に使用してみて機能性の高さを実感した高温多湿の日本の夏を快適に走るための必携グッズを紹介する。

PUMA IGNITE PWRCOOL

【南井正弘】

 今年4月のコラム(※下記参照)でも紹介したように、今春にリリースされたプーマの最新ミッドソールテクノロジーである「プーマ イグナイト」はクッション性と反発性という相反する機能性を高次元で融合することに成功。このテクノロジーを搭載したランニングシューズは、すでに日本のランナーの間でも高い人気を獲得している。

 そんな「プーマ イグナイト」に、スポーツ時のシューズ内温度を一定に保つPWRCOOL(パワークール)テクノロジーをシュータン(ベロ)部分に採用したニューモデルが登場。日本以上に湿度が高く、気温も30度を超える台北の街を走った際に、シューズ内部の気温上昇が抑えられているのを感じることができ、このテクノロジーの優秀性を感じることができた。特殊な新素材を採用した「プーマ イグナイト パワークール」は、日本の真夏でもしっかりと機能してくれるだろう。

PWRCOOL(パワークール)テクノロジーのロゴはインソール(中敷)に入れられるが、実際に採用されているのはシュータンの裏側。シューズ内部の気温上昇が抑えられる 【南井正弘】

アッパー(甲の部分全体の総称)には新開発のメッシュ素材を使うことで快適な履き心地を確保 【南井正弘】

■プーマ イグナイト パワークール
\12,900(税抜)。男性用は3色展開、女性用は2色展開。
お問い合わせ:プーマ お客様サービス 0120-125-150

1/2ページ

著者プロフィール

フリージャーナリスト。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツブランドのプロダクト担当として10年勤務後、ライターに転身。スポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズを得意分野とし、『フイナム』『日経トレンディネット』『グッズプレス』『モノマガジン』をはじめとしたウェブ媒体、雑誌で執筆活動を行う。ほぼ毎日のランニングを欠かさず、ランニングギアに特化したムック『Runners Pulse』の編集長も務める

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント