窮屈さから解放された心拍計測ウェア 南井正弘のイチオシ!

南井正弘

【南井正弘】

着るだけで簡単に心拍数が計測できる!

胸の部分にhitoeトランスミッターを配し、収集した心拍数をスマートフォンへと転送する。転送されたデータはスマートフォンアプリのランタスティックに蓄積 【南井正弘】

 ただ運動するよりも効率よくトレーニングできると人気上昇中なのが、心拍トレーニング。ただし、ダイエットのために脂肪燃焼をメインとする一般ユーザーと、心肺機能の強化を追求する長距離ランナーでは適切な運動時の心拍数が異なる。

 よって、心拍数を計測するために心拍計を胸に巻くのであるが、この心拍ベルトを着けるという行為が、窮屈感があって一部のユーザーから不評だった。そんな問題点を克服すべく、ニューツールが開発された。それがC3-fitからリリースされた「C3fit IN-pulse(シースリーフィット インパルス)」である。

「C3-fit IN-pulse」は心拍数を測定する構造hitoeを伸縮性に優れたコンプレッションウェアに組み込んだことにより、従来の心拍ベルトの窮屈さから解放され、簡単に心拍数が計測できるニューコンセプト。測定された心拍数は胸に配したhitoeトランスミッターにより、リアルタイムでスマートフォンへと転送されるのである。

hitoeトランスミッターはこのように着脱可能。洗濯のときや充電するときなどに簡単に取り外すことができる 【南井正弘】

心拍数を測定する構造hitoeを伸縮性に優れたコンプレッションウェアに組み込んだ。冬は乾燥しているので、センサー部分を少し湿らせたほうが心拍数を測定しやすい 【南井正弘】

  スマートフォンのランニングアプリ市場で高いシェアを誇る「runtastic」(以下、ランタスティック)の「runtastic for docomo」(ドコモ以外のキャリアでも使用可能)と連動しており、各ユーザーに最適な心拍数でトレーニングが行われているかを運動中にも知らせてくれるし、運動後にチェックし、分析することも可能だ。

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著者プロフィール

フリージャーナリスト。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツブランドのプロダクト担当として10年勤務後、ライターに転身。スポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズを得意分野とし、『フイナム』『日経トレンディネット』『グッズプレス』『モノマガジン』をはじめとしたウェブ媒体、雑誌で執筆活動を行う。ほぼ毎日のランニングを欠かさず、ランニングギアに特化したムック『Runners Pulse』の編集長も務める

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