機能性がアップしたベストセラー第3弾 南井正弘のイチオシ!
【南井正弘】
洗練されたデザインとカラーコンビネーション
ナイキ フライニットテクノロジーにより特殊な製法で編み上げたアッパーは、ソックスを履いているような独特なフィッティングを実現し、走行中も快適。前足部分は「ナイキ フライニット ルナ2」よりもゆとりがある 【南井正弘】
そして14年春には後継モデルとなる「ナイキ フライニット ルナ2」が登場し、アッパーサイド部分、履き口周囲のフィット感を向上させることに成功していた。今春リリースされた「ナイキ フライニット ルナ3」は、前2モデルで培った機能性の高さを継承しつつ、随所でスペックアップさせることに成功している。
ナイキのフライニットテクノロジーは、特殊な製法でアッパーを編み上げることで、まるで靴下を履いているかのようなフィット感をアスリートに提供し、長時間の着用でも快適性を失うことがない。
一方でルナロンは、ミッドソール部分に使用されるナイキ独自のマテリアルで、高い軽量性とクッション性を兼ね備えている。「ナイキ フライニット ルナ1+」は、この2つを組み合わせることで快適な走行性能をランナーに提供し、ヒットモデルの仲間入り。その後継モデルとして登場した「ナイキ フライニット ルナ2」は、フライニットテクノロジーとルナロンの組み合わせという部分は継承しつつ、フルモデルチェンジすることで、フィット感とクッション性の向上を追求したランニングシューズで、こちらも良好なセールスを記録した。
そんな2モデルの後を受けて15年スプリングシーズンのニューモデルとして登場したのが「ナイキ フライニット ルナ3」だ。このモデルはミッドソールとアウトソールに関しては「ナイキ フライニット ルナ2」を基本的に継承しているが、アッパー部分はフルモデルチェンジしている。
このシリーズは、第一弾、第二弾ともに、そのスタイリッシュなデザインとカラーリングにより、ランナーだけでなくカジュアルシーンにおいてカッコよく履きこなせるスニーカーを探しているユーザーからも人気となったが、今回発表された「ナイキ フライニット ルナ3」も、洗練されたデザインとカラーコンビネーションでストリートでも重宝される存在になりそうだ。
ミッドソールは軽量性、クッション性、反発性を兼ね備えたルナロンを採用。快適な走行感をランナーに提供する 【南井正弘】