高温多湿の夏を乗り切るためのラングッズ 南井正弘のイチオシ!
PUMA COOL 半袖 TEE
【南井正弘】
実際に着用して走ってみると、このランニングTシャツは生地自体が吸汗速乾性に優れているのに加えて、このパワークールをプラスしていることによって、一般的なランニングアパレルよりも快適性がワンランク上なのを体感することができた。また価格もそれほど高くないところが嬉しい。
■プーマ COOL 半袖 TEE
\3,600(税抜)。男性用・女性用ともに、カラーは2色展開。
お問い合わせ:プーマ お客様サービス 0120-125-150
NIKE DRI-FIT COOL STRIPE TAILWIND CREW
【南井正弘】
そして今シーズンはDRI-FITクールをリリースし、ウェア全体に無数の通気孔を配することによって、吸汗速乾性と肌触りのよさに加え、さらなる涼しさを確保した。実際にこのウェアを着て走ると、まず感じるのは生地の柔らかさ。ポリエステルに加えて綿が15%配合されており、これが着心地のよさに大きく貢献している。生地自体は粗いメッシュではないが、無数の通気孔のおかげでランニング中もウェア内部に新鮮な空気が送り込まれるのである。
また、この素材は吸汗速乾性も高く、ランニング後しばらくすると吸収した汗が蒸発し、快適な着心地をランナーに提供する。この素材を使用したランニングウェアは写真のTシャツタイプのほかにタンクトップタイプ、女性用モデルも用意されている。
■ナイキ DRI-FIT クール ストライプ テイルウィンド クルー
\5,300(税抜)。男性用・7色展開。
■ナイキ DRI-FIT クール ブリーズ(参考)
\3,900(税抜)。女性用・6色展開。
お問い合わせ:ナイキ コンシューマーサービス 0120-6453-77
adidas climachill 半袖Tシャツ
【南井正弘】
アディダスのクライマチルは背中上部のヒートゾーンにアイスドット・クーリングスフィアという金属パーツを配置することで、効果的な接触冷感を提供 【南井正弘】
実際にホノルルの街を走った際には背中上部のアイスドット・クーリングスフィアが配された箇所に冷涼感を感じて快適。走った日は気温27度とそれほど暑くなかったが、昨年30度を超える環境下で走った際も涼しさをしっかりと感じることができ、今年のモデルは機能性アップが図られているというので、今から夏本番が楽しみだ。
\4,300(税抜)。男性用・7色展開。
■アディダス Snova climachill 半袖シャツ
\4,600(税抜)。女性用・8色展開。
お問い合わせ:アディダスお客様窓口 0120-810-654
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S-LAB SENSE HYDRO SET
【南井正弘】
こうした悩みを解消してくれるギアを最近になって見つけた。それが、サロモンがトップレベルのアスリートのために開発したS-LABからリリースされた「SENSE HYDRO SET」だ。
このギアは左右のグローブ状のパーツにサロモン独自の給水容器であるソフトフラスクを手のひら部分に取り付けることができる。ランニング中は握らなくてもこのソフトフラスクは保持されるので、走りを妨げることもないし、握力を使ってエネルギーを消費することもない。
普段のラン以外にサイパンマラソン、ワールドラン、台北のプーマ ナイトランと3度レースでも使用したが、このランニングギアは本当に便利。暑い中でのレースでは給水所以外でも水分を摂取したくなるが、このギアがあればそんなランナーの要望に応えてくれるのだ。給水容器だけでなくサングラスやエナジージェルといったグッズにも対応するところもうれしい。
■S-LAB SENSE HYDRO SET
\4900(税抜)。S、M、Lサイズ。ソフトフラスク1個付。
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【南井正弘】
日本の真夏のランにおいてもスポンジは役立ってくれるはずで、短い距離を走る場合はともかく、炎天下のなかを10km以上走るようなときには、濡れたスポンジを持って走ることをオススメする。
夏季のランニングは冬季と異なり、走っている最中に暑さという大きな負荷がプラスされるので、快適に走るにはそれに対応する装備が不可欠となる。今回紹介したギアを活用して高温多湿の暑い夏を乗り切ってほしい。しかしながら「キツイ!」と思った時は、早めにやめることも重要だ。健康維持のためのランで体調を崩してしまっては意味がないので。