弾丸ヤンキース「最強タッグを証明する」=丸藤&ヨネとGHCタッグ王座防衛戦
昼にNWAインタータッグ王座戦とのダブルヘッダー
「最強タッグを証明する」と意気込む王者組の弾丸ヤンキースの田中と杉浦。一方、挑戦者組は12年グローバル・タッグリーグ戦優勝の丸藤&ヨネ 【写真:プロレスリング・ノア】
弾丸ヤンキースにとっては4度目の防衛戦。ただ、当日昼から行われるZERO1で、もうひとつ持っているNWAインターコンチネンタルタッグ王座の佐藤耕平&鈴木秀樹組との防衛戦も控えている。杉浦は「24日が終わってみればうちらがベルトを守って、よりこのタッグチームが最強ですごいチームだと植えつける日になるんじゃないか」と豪語すると、田中も「必ずベルトを防衛して2本のベルトを最後にリング上で掲げたい」と意気込んだ。
一方、丸藤&ヨネコンビは2012年のグローバル・タッグリーグ戦の優勝コンビ。当時はその後、齋藤彰俊、秋山準の持つGHCタッグ王座に挑戦したが、ベルトには届かなかった。今回、GHCヘビー級王座との二冠を狙う丸藤は「久々に2人の連携を見せればこのベルトに手が届かないわけではないと思う」と語れば、ヨネも「おいしいチャンスが転がっている」と闘志を燃やした。
弾丸ヤンキース「最後に必ず2本のベルトを掲げる」
――前回の会見(11.9トレッサ横浜)のときに前哨戦が急遽タイトルマッチになりましたが、今回の挑戦者チームの印象をお願いします。
杉浦 1人はシングルのチャンピオンですし、もう1人は僕が(リーグ戦で)負けている永田(裕志)選手に勝っている。タッグチームとしてはわからないけど個々の力としては十分あると思うんですごく警戒してます。
田中 杉浦さんが言ったように1人はチャンピオンで、もう1人は僕らが負けている永田裕志に勝っているので個々のレベル的にはすごいです。昼のタイトルマッチ(NWAインターコンチネンタルタッグ選手権 vs.佐藤耕平&鈴木秀樹)があった後のこのタイトルマッチですけど、ここで負けてしまえば無謀なことに挑戦したとか言われかねないので、ダメージとか一切なく完全な状態での田中将斗で臨みたいと思います。
丸藤 唐突に決まった形ではあるんですが個人的にシングルのベルトを持っていようがタッグのベルトも欲しいし、パートナーもヨネさんということで、過去に『グローバル・タッグリーグ』も(2012年に)優勝していますし、久々に2人の連携を見せればこのベルトに手が届かないわけではないと思うんで、1日2試合大変かもしれませんがこのベルトいただきたいと思います。
ヨネ 久々にベルト欲しいなと。前回、池田選手と組んで2人に敗れていますが(2014年8月2日)、やっぱりやっぱりこのベルト欲しいです。その思いを全部試合にぶつけたいなと思っています。
――ヨネ選手はグローバル・リーグ戦でこの2人に敗れてますが?
ヨネ こういうチャンスはふって湧いてくるんだなと、2人の前哨戦(12.6GHCヘビー級選手権試合、丸藤vs.杉浦)が決まってそれのオマケではないし、俺はかませ犬ではない。こういうチャンスをものに出来るために日々やってきているわけでどっちの欲が強いか、それにつきると思います。貪欲にいきます。
――タイトル戦に向け意気込みをお願いします。
ヨネ 丸藤選手が2つのベルトを、そして私がタッグのベルトを腰に巻く瞬間を当日皆さんに見に来てほしいなと思います。24日は是非皆さん後楽園ホールに足をお運びください。
丸藤 先日の『グローバル・リーグ戦』では不甲斐ない結果を残してしまったのでその印象を払しょくするためにもこのタッグのベルトをしっかり獲って2本のベルトを持ちたいと思います。頑張ります。
杉浦 24日が終わってみればうちらがベルトを守って、よりこのタッグチームが最強ですごいチームだと、植えつける日になるんじゃないかと楽しみにしています。
田中 もちろん簡単に勝てる相手だとは思っていませんが、必ずベルトを防衛して2本のベルトを最後にリング上で掲げたいと思います。応援よろしくお願いします。
丸藤「俺がダラダラしてたらその時点で負ける」
――田中選手、GHCヘビー前哨戦という側面もありますが、杉浦選手の援護射撃をしたいという気持ちは持ってる?
田中 このタッグが終わったとしても有明まで日にちがあるので援護射撃になるかどうかわかりませんが、チャンピオンに勝てば精神的苦痛は多少与えられるんじゃないかと思います。でもこのタッグのベルトを守るという意識の方が強いです。
――杉浦選手も前哨戦という意識はない?
杉浦 最初に僕が前哨戦をタイトルマッチにすればという意見から始まったんですが、今調印式をやっていると、前哨戦ということはなくてこのベルトを2人で守りたいという気持ちしかないです。
――チャンピオンチームが1日2試合のタイトル戦をやることについてどう感じる?
丸藤 この2人はそれを乗り越えるくらいの人たちだと思うし、彼らが最初の試合をしているときに僕は道場でしっかり練習して、同じくらいのハードワークをしてからタイトルマッチに臨もうかと思っています。
ヨネ 『グローバル・タッグリーグ』で丸藤選手と組んで優勝した時、あの日は連続で2試合して勝ったわけなので、うちらも2試合あれば出来るという感じです。
――唐突に組まれてチャンスがめぐってきましたがチーム自体の思い入れはありますか?
ヨネ もちろん『グローバル・タッグリーグ』を制したのにベルトを獲れていなかったっていうのもありますし、先日、杉浦選手と田中選手に負けていますからそのリベンジとか、おいしいチャンスがたくさん転がっています。ものにするのは俺たちです。
――ハードワークをすると言ったがどんなことを?
丸藤 精神的な部分も考えて彼らがハードな試合してるのに、俺がダラダラしてたらその時点で負けている気がするので。練習でタイトルマッチ分のハードワークは難しいと思いますが、そのくらいの気持ちにもっていけるように当日はしっかり迎えたいと思います。
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