ケネディ大使も参加 3000人が復興支援 第2回「ツール・ド・東北」が開催
【スポーツナビDo】
第2回となる今年は最長の「気仙沼フォンド」(220キロ)、「南三陸フォンド」(170キロ)、「北上フォンド」(100キロ)、「女川・雄勝フォンド」(60キロ)の4コースが設けられ、約3000人のサイクリストが参加した。
広報大使を務めるモデルの道端カレンさん(中央)は最長コースとなる220キロのレースに挑戦 【スポーツナビDo】
また女川・雄勝フォンドにはキャロライン・ケネディ駐日米国大使も東北復興支援活動の一環として参加。「宮城は3度目の訪問となりますが、被災された方々からいつも勇気と力をもらっています。素晴らしい沿岸線の景色を眺めながら走るのが楽しみです」とあいさつし、笑顔でコースへと走り出した。
三陸地方の海産物も振る舞われ、参加者も絶賛
コースは三陸海岸を見渡せる風光明媚な景色を楽しめる設定だが、アップダウンも激しい。単純なファンライド(楽しみを目的に走ること)にとどまらず、“走り応え”も楽しめるコースものとなっている。
苦しい場面では、沿道に並ぶ地元の方たちからの声援が、参加者への大きなエネルギーとなった。またコースの途中に設置されるエイドステーションでは、水分補給のためのスポーツドリンクやお茶、栄養補給のためのバナナなどが置かれ、さらに三陸地方の海産物も振る舞われた。
キャロライン・ケネディ駐日米国大使もエイドステーションの焼きホタテに舌鼓 【スポーツナビDo】