【初出場で快挙達成】杉浦悠太プロの優勝を支えたクラブセッティングを紹介

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【Getty Images(写真は2024年4月「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」)】

2024年7月4日〜7日に開催された「日本プロゴルフ選手権大会」で優勝した杉浦悠太プロ。大会史上5人目となる初出場での優勝という快挙を達成した、杉浦プロのクラブセッティングを紹介します。

杉浦悠太プロのクラブセッティング

ドライバー:キャロウェイ「パラダイム トリプルダイヤモンド S ドライバー」

パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバーを少し小ぶりにして、さらに操作性をあげたモデルです。パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバーが450ccであるのに対して、パラダイム トリプルダイヤモンドS ドライバーは420ccになっています。奥行きも小さくなりフェース長も小さくなっており、より動かしやすく設計されています。

また、パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバーのウェイトは後ろ14g・前2gでしたが、パラダイム トリプルダイヤモンドS ドライバーは前4g・後ろ12gに変更されています。ウェイトを入れ替えることで超低スピンのハード仕様にすることも可能です。

フェアウェイウッド:ミズノ「Mizuno Pro フェアウエーウッド」

フェース部は高い反発性能を発揮する高強度マレージング鋼を採用し、クラウン部内側をワッフル形状にすることで低重心化を実現しています。伸びのある力強い高弾道と打ちやすさで飛距離を伸ばす効果が期待できます。

番手別に設計を変えており、3番フェアウェイウッドは、構えやすく安心感のある大型ヘッドサイズに仕上がっています。ロフト角が大きくなるほど、ヘッドサイズを小ぶりにして、ラフからでも抜けの良さを発揮します。
ユーティリティ:ミズノ「Mizuno Pro ユーティリティ」

Mizuno Proフェアウエーウッド同様、フェース部は高い反発性能を発揮する高強度マレージング鋼を採用しています。クラウン部内側もワッフル形状にすることで低重心化を追求したユーティリティです。アイアン感覚でスクエアに構えやすいヘッド形状も特徴です。
アイアン:ミズノ「Mizuno Pro FLI-HI ユーティリティ」(3番)「JPX 923 TOUR アイアン」(4番〜PW)

Mizuno Pro FLI-HIは鍛造アイアン型ユーティリティで、JPX 923 TOURは、ツアー性能を備えたアイアンです。

JPX 923 TOURは、周辺重量配分とセンター重心によるやさしさに加え、ハーモニックインパクトテクノロジーによって設計されたVシャーシがトップエッジ部の剛性をアップ、薄いトップエッジながら心地よい打感を実現しています。前作よりもバウンス角を増加した分、ソールトレーリングエッジ部のグラインドを増やして、丸みをつけることでソールの抜けを向上させています。
ウェッジ:タイトリスト「ボーケイ SM10 ウェッジ」

スピン性能を最大化するためにロフトごとに溝を個別に設計し、さらに打球エリアに特殊な熱処理を施すことで耐久性を2倍に向上した「TX9グルーブ」が特徴。安定したスピンをかける設計になっています。

ロフトの立っている番手のPW・GW(46°〜52°)まではヘッドサイズをややコンパクトにし、短いホーゼルにすることで重心をフェースセンター付近に設定し、安定した飛距離とスピン量を実現しています。

ロフトの寝ているSW・LW(54°〜62°)はフォワードCGデザインになっていて、長めのホーゼルで重心を高く前に設定し、弾道の安定性を高めています。
パター:オデッセイ「Ai-ONE パター」(※杉浦プロは#5 CSを使用)

プロからのフィードバック、プロがツアーで戦っているスタッツやデータを踏まえてAIが設計し、フェースの後ろの厚みを変えたインサートを搭載したパターです。トゥ側、ヒール側、センターどこで打っても転がりの差が少ないのが特徴です。少し弾き感はありますが、パチンと弾くような感じでは無く、適度な柔らかさでホワイトホットインサートに近い打感に仕上がっています。
ボール:タイトリスト「Pro V1x ボール」

前作よりもさらに飛距離性能が進化。ロングゲームでは非常に低スピンで、風に負けない、安定した弾道に。前作よりもソフトな打感を実現しています。

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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