練習の仕上げは富士山ヒルクライム 初めての「ツール・ド・東北」挑戦記(2)
すっかり自転車の虜に
バイクを購入した「ジャイアントストア目黒通り」の店長、東俊之さんのアドバイスの通り、われわれは練習計画を策定。まずはバイクに慣れるところから始まり、徐々に強度を増していきました。
都内のライダーにとってはメッカとも言うべき大井ふ頭を皮切りに、都内から神奈川県・川崎市までの往復、さらには荒川自転車道を葛西から埼玉県・新座市まで駆け抜けました。距離も40キロから60キロ、80キロと順調に消化。「週末には必ず練習する」を合い言葉に、一週を除いて(前日に飲み過ぎたなんて、とても言えません)、意外と(?)まじめに練習を続けました。
普段の不摂生な生活とはかけ離れた、心地良い疲労感と汗。そして聞こえてくる「ちょっとやせたんじゃない?」という甘い言葉。われわれはその楽しさに、すっかり自転車の虜(とりこ)となりました。