練習の仕上げは富士山ヒルクライム 初めての「ツール・ド・東北」挑戦記(2)

スポーツナビDo

【スポーツナビDo】

 9月14日に開催されるサイクリングイベント“ツール・ド・東北 2014”。突然の出走決定から約2カ月が経ち、あっという間に大会が近づいてきました。すでにわれわれのスポーツバイク(競技用の自転車)は現地に発送済み。あとは本番を迎え、北上フォンド(100キロ)を走るのを待つのみとなります。今回は、まったくのスポーツバイク初心者だった僕と杉本渉社長が順調(?)にトレーニングをこなしてきた様子をご紹介しましょう。

すっかり自転車の虜に

多くの人が練習をしている荒川自転車道 【スポーツナビDo】

「いきなり長距離を走ったりせず、30キロ、60キロ、80キロと徐々に距離を長くした方が、達成感もあっていいと思います。できれば本番前に100キロを走ると、感覚がつかめていいかもしれませんね」

 バイクを購入した「ジャイアントストア目黒通り」の店長、東俊之さんのアドバイスの通り、われわれは練習計画を策定。まずはバイクに慣れるところから始まり、徐々に強度を増していきました。

 都内のライダーにとってはメッカとも言うべき大井ふ頭を皮切りに、都内から神奈川県・川崎市までの往復、さらには荒川自転車道を葛西から埼玉県・新座市まで駆け抜けました。距離も40キロから60キロ、80キロと順調に消化。「週末には必ず練習する」を合い言葉に、一週を除いて(前日に飲み過ぎたなんて、とても言えません)、意外と(?)まじめに練習を続けました。

 普段の不摂生な生活とはかけ離れた、心地良い疲労感と汗。そして聞こえてくる「ちょっとやせたんじゃない?」という甘い言葉。われわれはその楽しさに、すっかり自転車の虜(とりこ)となりました。

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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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