貴闘力、プロレス初土俵は張り手で白星=大仁田とのデスマッチ制し「気持ちいい」
昨年から数々の屈辱を受けていた大仁田と対戦
プロレスデビューを白星で飾った貴闘力。鈴木みのるのアシストを受けて、大仁田ら邪道軍団とのデスマッチを制した 【t.SAKUMA】
ダブルメインイベント第2試合では、元大相撲関脇の貴闘力が鈴木みのると組んでプロレスデビュー。昨年9月にリアルジャパンの観戦に訪れた会場で大仁田軍団の襲撃を受けて負傷し、プロレスのリングでのリベンジを決意するも、その後も自身が経営する焼肉店で無銭飲食されるなど数々の屈辱を受けて遺恨が深まっていた“邪道”大仁田厚&矢口壹琅組と、ストリートファイト・トルネード・デスマッチで対戦した。
大相撲時代からの武器である張り手で白星
大仁田と場外乱闘を演じた貴闘力だが、「体がバラバラになりそう」とプロレスの難しさを実感していた 【t.SAKUMA】
プロレスのリングでの“初土俵”を踏んだ貴闘力は、「体がバラバラになりそう。ブレーンバスターで背中が痛いよ」と、プロレスの厳しさを実感しながらも、「気持ち良かった」と痛みを凌駕する魅力と魔力を体感し、充実した表情を浮かべた。
初代虎、齋藤に辛勝で「私も増量しないと」
齋藤彰俊の前に押されっぱなしだった初代タイガーだが、最後はタイガースープレックスで試合を決めた 【t.SAKUMA】
初代タイガーは序盤からハイキックを連発し、場外でのパイルドライバーやダイビングヘッドバットなどを見せるなど、キレのある動きを披露。齋藤のバックドロップに場内が息を呑む場面もあったが、しっかりとカウント2でクリアしてみせると、スイクルデスのダメージを振り切って、タイガースープレックスでフィニッシュを決めた。
辛くも勝利を収めた初代タイガーは、「あんな大きいのに、スピードもスタミナもあってすごい。私もまた増量しないと」と、“102キロ”の体重をこの機に乗じてさらにウェートアップする野望をチラつかせた。
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