華名vs.朱里のSMASHディーバ王座戦決定=2・19TDCホール

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因縁の華名と高橋奈苗が同じリングへ

2.19TDCホールでSMASHディーバ王座をかけ対戦する華名(左)と朱里 【(C)スマッシュ】

 また、この日の会見で発表されたもうひとつのカードとして、真琴&リン・バイロン&雫あきvs.高橋奈苗&中川ともか&花月の6人タッグマッチが決定。SMASH初参戦となる女子プロレス団体『スターダム』のエース・高橋奈苗について、TAJIRIは「違うカードを期待していた方も多いと思うんですが、やっぱりなかなか難しいというか(笑)。まず、高橋奈苗選手がSMASHのリングに上がってきた。そこから始めればいいんじゃないかと思うんですよね。まず、二人が……名前は言ってないですけど(笑)、二人が同じリングに上がるだけでも。そこから始めればいいと思うんですよ。そこからは敢えて言わないですけどね」とコメント。TAJIRIは敢えて名前を出さなかったものの、因縁のある華名、高橋が今後SMASHのリングで絡んでいく、禁断マッチ実現の可能性ははたしてあるのか!? その意味でも女子プロ界でトップクラスの実力を誇る高橋のファイトに注目が集まる。

 そして、高橋と同じくSMASH初参戦となる里村明衣子率いる『センダイガールズ』の花月について、TAJIRIは「最初に高橋奈苗、中川ともか、里村さんで女子プロ最強軍を作りたかったんですよ。それで里村さんに連絡をしたら、“花月を使ってくれませんか”とすごくプッシュされましてですね。里村さんがそこまでお願いするのであれば、花月選手を使ってみようということで決めました。花月選手は里村さんと組んで去年ブレイクしましたよね。それと雫ちゃんと花月選手が闘うのも面白そう」と大きな期待を寄せた。里村イチ押し、いま最も勢いに乗る花月の闘いぶりも要注目だ。

 これにより年間最大のビッグマッチ2・19TDCホール大会の全対戦カード、8試合がついに決定。今回で2回目の開催となるTDCホール大会は、SMASHにとって、他に流出していた王座を奪還することが絶対命題となると共に、“世界発信”という新たなる野望に向かっていく大勝負となることは間違いない。

TDCホール大会でも公開プロテスト開催

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 なお、先日の『We are SMASH』で行なわれた公開プロテストの結果に関してTAJIRIは、第1回プロテストを受験した尾谷友洋、篠瀬晃、桐澤将城の3名の不合格を発表。その理由に関して、TAJIRIは「いろいろ理由はあるんですけど、やっぱり技術的にプロの技量には達してませんでした。たとえば、ボディスラムの受身をきちんと取れていないとか、ロープワークが遅かったとかですね。大会終了後に、“みんなに100点をあげたい”とボクは言ってたんですけど、あれは感動したこともあって、後で冷静になってからAKIRAさんと話をしてみたら“まだだよな”ってことで3人とも不合格です」と説明した。

 その一方、TAJIRIは「実際に公開プロテストは面白かったと思うんですよ。猛獣と人間が闘ったらこうも必死な格闘が観れるんだということで」と語ると、「(不合格者は)もう一回、いや何回でもチャレンジすればいいやということで、2月19日のTDCホール大会で公開プロテストをやります」と不合格者の再試験も含めた第2回プロテストの開催を発表した。公開プロテストはオープニング前に行なわれ、数試合を予定。なお、受験者および組み合わせは後日発表される。

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