駿太、現タイ王者を捕らえきれず惜敗=ビッグバン
距離を詰めようとする駿太(左)だが、シリモンコンの足技で中へ入れない 【t.SAKUMA】
■最終5Rにあわやの場面も作り出すも…
勝ち越しで実力を完全証明したい駿太だったが、シリモンコンに翻ろうされてペースをつかめず。距離を詰めようとしても、シリモンコンは左右のミドルを蹴りこんで主導権を渡さず、前蹴り、組み付いてのヒザ蹴りとポイントを積み重ねていく。駿太もパンチをヒットさせる場面もあったが、連打には繋がらないもどかしい展開が続いた。
中盤も蹴り足を捕まれ押し倒されてしまうなど、試合のペースを支配された駿太だが、最終5R、一気に距離を詰めてパンチをまとめると、シリモンコンの顔面に数発がクリーンヒット。あわやの場面も作り出したものの、時すでに遅し。シリモンコンが判定3−0で逃げ切った。
試合後、駿太は「相手が4Rくらいから疲れているのはわかった。もう少しいけばよかった」と唇をかんでいた。
新星・秋元にタイ・大物プロモータも絶賛
秋本(右)の試合を見たタイの大物プロモーター・アンモー氏(左)は「スーパースターになれる逸材」と大絶賛 【t.SAKUMA】
この日も元・NJKFフライ級2位の増倉敦士を相手に圧倒的な強さを見せつけた秋元は3R開始直後に左ヒザ蹴りを炸裂。連勝を13に伸ばすKO勝利を収めた。
この日、会場に訪れていたタイの大物プロモーター・アンモー氏も秋元を大絶賛。「ビックリしたよ。ムエタイの技はシリモンコン以上に豊富だね」と評価し、「彼はスーパースターになれる逸材。タイでもトップ選手になれる」と太鼓判を押した。
紀左衛門、勝利も不完全燃焼
「パンチを狙っていた」という紀左衛門(右)だが、有効打は少なく辛勝 【t.SAKUMA】
KENJI、三度のダウンを奪って圧勝
KENJI(右)がパンチと蹴りで3度のダウンを奪ってKO勝利。圧倒的な強さを見せつけた 【t.SAKUMA】
城戸の谷川EPモノマネに秋の気配
エキシビジョン後にモノマネを披露した城戸だったが… 【t.SAKUMA】
谷山ジム主催興行「ビッグバン・統一への道 其の六」
<第16試合 メインイベント(2) 58kg契約(ヒジ有り) 3分5R>
●駿太(谷山ジム/WMAF世界フェザー級王者)
(5R判定0−3 48−49、47−49、48−49)
○シリモンコン・PKステレオ(タイ/ラジャダムナン・スーパーバンタム級王者)
<第15試合 メインイベント(1) 63kg契約 3分3R>
○才賀紀左衛門(MAD MAX GYM/K−1 WORLD MAX 63kg Japanトーナメント’10 3位・Krush 63kg級2位)
(3R判定2−0 ※29−29、29−28、29−28)
●大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/’09 RISING ROOKIES CUP 60kg級優勝)
<第14試合 エキシビジョンマッチ 3分3R>
─城戸康裕(谷山ジム/K−1 WORLD MAX 70kg Japanトーナメント’08王者)
(勝敗なし)
─久保優太(DC LAB.GYM/K−1 WORLD MAX 63kg Japanトーナメント’11王者)
<第13試合 セミファイナル 63kg契約 3分3R>
○谷山俊樹(谷山ジム/ISKAインターコンチネンタル63kg級王者)
(1R3分42秒 KO※右ハイキック)
●佐々木郁矢(INSANITY)
<第12試合 55kg契約 3分3R>
○KENJI(DC LAB.GYM/元NJKFフライ級王者)
(2R2分59秒 TKO※3ダウン:左ハイキック)
●松本圭一太(相模原ジム/MA日本バンタム級3位)
<第11試合 59kg契約 3分3R>
○秋元皓貴(真樹ジム愛知/K−1甲子園’10 準優勝)
(3R0分18秒 KO※左ヒザ蹴り)
●増倉敦士(TRY−EX GYM)
<第10試合 スーパーライト級 3分3R>
●中村広輝(赤雲會/元全沖縄ライト級王者)
(3R判定0−3 29−30、27−30、29−30)
○巨輝(TARGET/RISEライト級4位・元NKBフェザー級&ライト級王者)
<第9試合 72kg契約 3分3R>
○川端健司(チームドラゴン/J−NETWORKスーパーウェルター級4位)
(3R判定3−0 30−28、30−28、30−28)
●亮次(エイワスポーツジム)
<第8試合 オヤジファイト 2分2R>
○MASA(絆 with ドラゴンテイル)
(1R1分15秒 KO※右ストレート)
●TOSHIKI(新宿レフティージム)
<第7試合 スーパーライト級 3分3R>
○YUTA(谷山ジム)
(3R判定3−0 30−28、30−28、30−28)
●須藤稔也(阿門会)
<第6試合 70kg契約 3分3R>
●TAKUTO(八木橋道場)
(3R判定0−3 28−30、28−30、28−30)
○光成N720(エイワスポーツジム)
<第5試合 67kg契約 3分3R>
○允明(土浦ジム)
(3R判定3−0 30−29、30−29、30−29)
●スカイツリー岸菜(八景ジム)
<第4試合 55kg契約 3分3R>
○下川雄生(ドラゴンテイルジム)
(3R判定3−0 29−27、29−28、30−28)
●貴章(G−winds)
<第3試合 スーパーバンタム級 3分3R>
○和也(ドラゴンテイルジム)
(3R判定3−0 30−28、30−27、30−28)
●清野英人(U.W.F.スネークピットジャパン)
<第2試合 60kg契約 3分3R>
○将大(MAD MAX GYM)
(3R判定3−0 30−27、29−27、30−26)
●田中較規(BRAVE)
<第1試合 フェザー級 3分3R>
●亀岡悠太(ZEUS)
(3R1分29秒 KO※左インローキック)
○渡辺優太(チームN720)
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