SMASHに“飛龍伝承”! 藤波の継続参戦が決定=TAJIRIとAKIRAが初一騎打ちの前に“契りの杯”

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木藤、念願の一騎打ちで人生のゴールイン目論む

美央とのシングルマッチが決まり、ゴールインまでもくろむ木藤 【(C)スマッシュ】

『SMASH.21』で紫雷美央との対戦が決まった木藤拓也。会見ではリング上でのゴールインを誓った。

 先日の『SMASH.20』で紫雷美央&児玉ユースケとタッグを組み、宮本裕向&Ray&YO−HEYと対戦した木藤。試合は、戦前から一方的な愛情をぶつけてくる木藤を嫌う美央が同じチームでありながら木藤との接触を一切拒否。それでも試合終盤、強引に美央との合体技を試みた木藤だが、これに激怒した美央は木藤に鉄拳を放って仲間割れ。試合も宮本にピンフォールを許し、敗れてしまった。

 この試合後、美央は「あいつ、女のことナメくさってるんでボコります」と木藤との一騎打ちをアピール。これに対し、「またそんなバカなことを言ってんですか? 照れ隠しにもほどがありますよ。昨日もラブラブぶりを見せつけようと言っていたのに試合ではあれですからね」と美央への愛をアピールした木藤は、「こうなったら正式に籍を入れて、結婚して、自分に忠誠を誓う嫁にします。リングに婚姻届を持って行って、みんなの前で判子を押して服従させますよ」と、美央との一騎打ちに意欲を燃やしていたのだ。

 ところが、昨年末以降、SMASHにおける男子vs女子のシングルマッチは、「人生をかけるとか、よっぽどの理由がないかぎりは組まない」とTAJIRIが明言したことによって組まれることがほとんどなかった。最近では、“世界の華名”をアピールする華名に、TAJIRIが本当の世界を体感させようと3.31『SMASH.15』で元WWEスーパースターFUNAKIとの一騎打ちをマッチメークしたが、やはりこの試合でも男女の力量差が顕著に現われる試合となった。

歪んだ愛の形はエスカレートしていく……

美央のグーパンチは「愛情表現」と話す木藤。歪んだ愛はどんどんエスカレートしている…… 【t.SAKUMA・佐藤崇】

 そんななかで今回マッチメークされた男子vs女子のシングルマッチ。美央との一騎打ちが決まった木藤は、「今回、自分は結婚という人生で大事なことをかける。近々、役所に行って婚姻届をもらい、みなさんにも披露します」と気合い十分。そして、会見に同席したTAJIRIも「この熱意にはボクも首をタテに振るしかなかった」と、木藤の熱意に押されてマッチメークしたことを明かした。

 また、リング上ではギクシャクした関係を見せていた木藤と美央だが、『SMASH.20』を終えた夜に二人で会っていたことを木藤が告白。さらに、「合体技が決まっていれば言うことなしだったんですけど……。でも、あの後に向こうは謝ってきた。あれ(美央のグーパンチ)は愛情表現」とのろけっぷりを披露する木藤に対し、思わずTAJIRIが「それ本当?」と疑う一幕も。それでも木藤は表情を変えずに、「全部事実ですよ!」と美央との熱愛ぶりをアピールした。

 大勢の観客という証人がいる前での結婚を目論む木藤。美央に対する一方的かつ、歪んだ木藤の愛情は、ますますエスカレートするばかりだが、これに対する美央の反応も大いに気になるところだ。

天龍が第1試合に登場

“北欧の神”スターバックに敗れた天龍は、第1試合に登場 【t.SAKUMA・佐藤崇】

 また、この日の会見では『SMASH.20』全対戦カードを発表。先日の『SMASH.20』でスターバックに敗れて準決勝敗退となった天龍源一郎は、プロレス人生35年にして初めてとなる第1試合の出場で百田光雄と一騎打ちで激突することとなった。「初心に戻って、一からやり直したい」という天龍の要望を受けて実現したこの一戦。心機一転で巻き返しを図る天龍の“人生初の第1試合出場”にも注目が集まる!
■『SMASH.21』
9月8日(木)東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:30


<メーンイベント 初代SMASH王座決定トーナメント準決勝>
TAJIRI
AKIRA

<第1試合 シングルマッチ>
天龍源一郎(天龍プロジェクト)
百田光雄

<初代SMASHディーバ王座決定戦>
華名
セリーナ

<初代SMASH王座決定トーナメント準決勝>
スターバック(FCF)
VENENO

<6人タッグマッチ>
ウルティモ・ドラゴン、Mentallo、児玉ユースケ
大原はじめ(FCF)、ブラック・バファロー(大阪プロレス)、YO−HEY(Fu−Dojo)

<タッグマッチ>
栗原あゆみ、Ray(アイスリボン)
朱里、真琴

<シングルマッチ>
木藤拓也
紫雷美央

※試合順は後日発表

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