世界体操代表が決定! 精鋭たちが東京で旋風を巻き起こす=体操
日本男子の絶対的エースである内村にかかる期待は大きい 【坂本清】
安定感ある男子、新鋭加入で活気付く女子
負傷者続出 大会本番までの調整も重要なポイント
安定した演技でNHK杯3連覇を達成した鶴見 【坂本清】
NHK杯において内村は、全種目でポイントを獲得した。日本チームへの貢献度を考えると、団体決勝でも全種目で内村を使うことが優勝のためにベストなのだろう。しかし、内村は6種目合計難度点(Dスコア)が世界でもっとも高い選手。言い換えれば世界でもっとも身体に負担のかかっている選手ということになる。日ごろの練習の中で、人一倍負担をかけている内村が体調を維持していけるのか。NHK杯2日目の平行棒で珍しく乱れた内村をみて、現行ルールの過酷さを感じずにはいられなかった。世界選手権本番まで約4カ月。多くのトップ選手がベストの状態で大会へと臨めるように願いたいところだ。
<了>
■男子
内村航平 (KONAMI)
田中和仁 (徳洲会体操クラブ)
小林研也 (KONAMI)
山室光史 (KONAMI)
沖口誠 (KONAMI)
田中佑典 (順大)
■女子
鶴見虹子 (朝日生命)
田中理恵 (日体大大学院)
新竹優子 (羽衣国際大)
寺本明日香 (レジックスポーツ)
飯塚友海 (朝日生命)
美濃部ゆう (朝日生命)
大島杏子 (朝日生命)
山岸舞 (羽衣国際大)
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