初代王者トーナメント開幕で「間違いなく一番いいカード」 TAJIRIが語る6.9『SMASH.18』完全ガイド!=SMASH
ビンタが100発以上飛び交うような試合になるかも
リンのことが眼中にない華名(写真)。女同士の潰し合いはどんな展開になるか!? 【t.SAKUMA】
華名vsリン“ビッチ”バイロン
この試合はSMASHのリングで行なわれてきた女子の試合でもちょっと毛色が異なる試合になりそうですね。って言うのも、どっちもキレたら怖そうな2人の女性が闘うって、あまりなかったと思うんですよ。
で、華名からすれば、仕返しをしたいセリーナのことばかり見てるから、リンのことなんか眼中にはなくて、逆にリンからすれば、『華名よりも自分のほうがセクシー』っていう気持ちが強くあって、それがジェラシーの塊となってるじゃないですか。そう考えると、まるでビンタが100発以上飛び交うような激しい試合になるのかなと。まあ、ならないかもしれないですけど(笑)。
傍から見れば、こういう女同士の闘いはとても面白いですよね。あとは、リンがコバックの手下になって、ああいうポジションというのは、SMASHのリングではリンが独占していると思うんですよ。だけど、華名の内に秘めているものというのは、リンが独占しているポジションもあっという間に押しのけて、そこにドカッと座ってしまうような気もするんですよね。華名はそういうことも平気でやれる潜在能力を持ってるんですよ。だからこそ、この試合は“潰し合い”という言葉がふさわしいと思います。
SMASHらしからぬ、壮絶なシバキ合いになる可能性も
若手でくくられることに“心外”と話す石川(右)は、SMASHの若手・児玉になんとしても力の差を見せ付けたいところ 【神谷繁美】
児玉ユースケvs石川晋也
児玉からすれば、このシチュエーションは面白くないと思うんですよ。児玉は『同じ若手同士、負けたくない!』って言ってましたけど、ところが石川クンは“若手”とかそんなものにカテゴライズされてたまるかと、『心外だ』って言ってたんですよね。
やはり児玉は『ふざけるな』っていう気持ちを傷跡として石川クンに残さなければいけない。一方、石川クンも若手ではないと言ってしまった以上、それを実証しなければいけない。どちらにとってもガッチリ勝たなければいけない試合になりましたね。これは面白いと思いますよ。
まあ、実際に年齢で言えば2人ともまだ若手じゃないですか。だから、石川クンも会見のときなんかはポーカーフェースだけど、絶対に若者特有の激しさは持ってるはず。これは、SMASHらしからぬ、壮絶なシバキ合いになる可能性がありますね。
神の映像は要注目! そして7.15『SMASH.19』にはアッと驚く選手が参戦!?
もちろん、7.15『SMASH.19』(後楽園ホール)の予告も大会のなかでバンバン出していきます。今回の天龍さんの参戦も誰もが驚いたと思うんですけど、7月も「えっ、あの選手がSMASHに参戦するの!?」って誰もが驚く選手を何人か押さえているので、こちらもぜひ楽しみにしててください(ニヤリ)。
6月9日(木)東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:30
<メインイベント 初代SMASH王座決定トーナメント1回戦>
ウルティモ・ドラゴン
大原はじめ(FCF)
<セミファイナル 初代SMASH王座決定トーナメント1回戦>
天龍源一郎(天龍プロジェクト)
マイケル・コバック
<第6試合 初代SMASHディーバ王座決定トーナメント1回戦>
朱里
志田光(アイスリボン)
<第5試合 初代SMASH王座決定トーナメント1回戦>
TAJIRI
FUNAKI
<第4試合 初代SMASH王座決定トーナメント1回戦>
AKIRA
飯塚高史(新日本プロレス)
<第3試合 タッグマッチ>
矢郷良明、木藤裕次
ゼウス、The Bodyguard(大阪プロレス)
<第2試合 初代SMASHディーバ王座決定トーナメント1回戦>
華名
リン“ビッチ”バイロン
<第1試合 初代SMASH王座決定トーナメント1回戦>
児玉ユースケ
石川晋也(大日本プロレス)