ロビンソンがダンク・コンテスト3度目の優勝!=NBAオールスターサタデー

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3度目のダンクコンテスト優勝を決めたネイト・ロビンソン 【写真提供/Photos courtesy of NBAE/Getty images/NBA.comモバイル】

 マイケル・ジョーダン、ドミニク・ウィルキンス、ビンス・カーター……。過去のどんな名ダンカーも成し遂げることのなかった偉業を、175センチのネイト・ロビンソン(ニューヨーク・ニックス)が達成した。

 現地時間13日、NBAオールスターゲームを翌日に控え開催された「オールスターサタデー」では、ダンク・コンテスト、スリーポイント・コンテストなど注目のイベントが行われ、ダラスにあるアメリカン・エアラインズ・センターに集ったファンたちが大いに沸いた。

 イベントの最後を飾ったダンク・コンテストでは、各選手が納得のダンクを決められずに苦戦する中、しっかりと自らの跳躍力とダンクの精度の高さを披露し、ロビンソンが3度目のコンテスト制覇を成し遂げた。

ネイトが有終の美飾る! 史上最高のダンカーへ

 期待されたシャノン・ブラウン(ロサンゼルス・レーカーズ)は、序盤のミスに泣かされ平凡なダンク2発。ジェラルド・ウォーレス(シャーロット・ボブキャッツ)も目立ったダンクはなく、決勝には昨年王者のロビンソンとダマー・デローザン(トロント・ラプターズ)が進出した。

 電話投票により優勝者が決まるスラムダンク・コンテスト。票は51%対49%と割れながらも、わずかにロビンソンが上回り、2年連続3度目の優勝を決めた。

 決勝でロビンソンは、ボードに当てて空中でキャッチ、反転しての両手バックダンクを成功し喝采(かっさい)を受けた。勝利の秘訣(ひけつ)については、このダンクを間近で盛り上げたダラス・チアリーダーとコメント。
「(勝因は)もちろんダラス・チアリーダーを連れてきたからだよ。ダンクのサポートを頼んだら、しっかりと力を与えてくれたね」

 4度目の優勝を希望する声には、「いや、もういいよ。3回で満足だ」とラストダンクを強調した。

スキルズ・チャレンジ、練習なしのナッシュが奮起

 ガードとしてのドリブル、パス、シュートの精確さとスピードが問われるスキルズ・チャレンジでは、デリック・ローズ(シカゴ・ブルズ)に代わって出場となったラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)からスタート。ジャンパーを2本外すなど精細を欠き、44.1秒のタイム。

 2番手のブランドン・ジェニングス(ミルウォーキー・バックス)も35.7秒とわずかに遅れ、第1ラウンドを突破したのは35.0秒のスティーブ・ナッシュ(フェニックス・サンズ)と34.1秒のデロン・ウィリアムス(ユタ・ジャズ)のベテラン勢となった。

 バンクーバー冬季五輪の開会式に参加していたナッシュは「ほとんど寝ていない。30分とか仮眠程度」と疲労もピーク、さらに「リハーサルにも参加できなかった」と練習もなく本番を迎えていた。

 それでも、決勝では29.9秒の好タイムで、笑顔の優勝となった。

リベンジ達成、ピアースが王者に!

「リベンジがしたい」――。2002年オールスターではわずか8ポイントで1回戦敗退を喫したポール・ピアース(ボストン・セルティックス)が、1回戦で17ポイント、決勝ラウンドで20ポイントを決め、スリーポイント・コンテスト優勝を果たした。

 決勝にはルーキーのステファン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)とチャウンシー・ビラップス(デンバー・ナゲッツ)が進出したが、それぞれ17、14ポイントと、ピアースには及ばなかった。

<了>
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