リンゴ酢は「腎臓に悪い」ってホント?医師がウワサを一刀両断!

MELOS -メロス-
ダイエットや健康に良いと話題のリンゴ酢ですが、「腎臓に悪い」「歯が溶ける」なんていうギョっとするような噂もあります。これって本当なのでしょうか?

ディオクリニック理事長/統括医師で循環器内科・藤井崇博先生監修の以下記事より、一部抜粋してお届けします。

【MELOS】

「リンゴ酢は腎臓に悪い」ってホント?

1日の推奨量程度のリンゴ酢(15~30ml)であれば、腎臓に悪影響を与える心配は低いと考えて良いでしょう。

確かにリンゴ酢に含まれるカリウムの過剰摂取により、腎臓でろ過しきれず、高カリウム血症という状態になる可能性は考えられます。しかし、リンゴ酢100mlに含まれるカリウムの量は60mg程度。そして、1日に摂るリンゴ酢の推奨量は15~30mlなので、カリウムの量は9~18mgと少量になり、腎臓に悪い可能性は低いと考えます。

なぜこのような噂が流れたのか

「リンゴ酢に含まれるカリウムが腎臓に悪い」のではなく、「腎臓が悪いとカリウムが血液中に増加してくる」と言うのが正しいです。どこかで原因と結果が入れ替わってしまったことで、リンゴ酢は腎臓に悪いというイメージがついてしまったのでしょう。

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