お家芸の柔道が開始 谷亮子「ママでも金」なるか!? 

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いよいよ女子柔道48キロ級の谷亮子が3連覇を目指し登場する 【Photo:YUTAKA/アフロスポーツ】

 日本のお家芸・柔道に、女子48キロ級の谷亮子、男子60キロ級の平岡拓晃が登場。競技初日から、金メダルの可能性が高い。
 五輪3連覇を目指す谷は、順調な仕上がりだ。キレ味鋭い技、計算された試合運びは円熟の極み。きっちり実力を発揮できれば、「ママでも金」の可能性は限りなく高い。
 初の五輪に臨む平岡は、五輪3連覇を達成した野村忠宏を退けての代表権獲得。5月に左ひざを故障しており、回復具合が気になるところだが、若さと勢いで頂点の座をつかみたい。

 重量挙げ女子48キロ級では、三宅宏美がメダルを狙う。2006年世界選手権3位の実力者。父・三宅義行氏は、1968年メキシコ五輪の重量挙げフェザー級で銅メダルを獲得しており、日本勢の親子2代でのメダルとなれば、史上3組目の快挙となる。

 女子バレー・柳本ジャパンは、米国との初戦を迎える。高さ、パワーで劣るだけに、日本得意のコンビバレーで相手を崩したい。竹下佳江、高橋みゆきら前回の五輪を経験している主力の活躍に期待だ。

 なでしこジャパンは、前回覇者の米国と対戦。アテネ五輪の準々決勝で惜敗した、因縁の相手だけに、苦戦は必至だ。しかし、粘り強いサッカーでアテネのリベンジを果たしたい。

 競泳の男子100m平泳ぎ予選は、もちろん2大会連続2連覇を目指す北島康介に注目だ。実力的に予選通過は間違いないが、連覇に向けて内容のあるレースをしたい。北島のライバル、ブレンダン・ハンセン(米国)の仕上がりも気になるところだ。
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