孫悟空”な福留と“殿馬”なイチロー、いざ球宴へ=小グマのつぶやき
福留とイチローは何を起こすか
そこで、今回は“2人のオールスター”の見どころを、またしても本当に勝手に三つ挙げてみた。笑い飛ばしたり、失笑したり、ときには真剣なまなざしを向けたりしてくれるとありがたい。
1.福留はイチローの「かわいい後輩」になれるか
2006年3月、WBC準決勝の韓国戦で勝利し喜び合う福留(左)とイチロー 【Getty Images/アフロ】
2.ひょっとしたら、リードオフマン対決!?
「イチローは福留よりどちらかといえばフリースインガー。福留はじっくり球を見るイメージがある。でも、イチローの場合、まねできない打撃技術があるから、じっくりと球を見る必要はないんだけどね」
福留は自分のストライクゾーンを持っている。追い込まれれば多少(ゾーンを)広げることになるが、それまではゾーンを絞って対応してくる。一方のイチローは早いカウントからでも、難しいボールでもさばくイメージ。両者のタイプの違いがオールスターでも鮮明に表れると面白い。たとえば、福留はフルカウントまで粘りに粘って四球。イチローは初球、難しいコースをいとも簡単に外野の前に運ぶとか。