心の弱さに負けた“絶対王者”の失墜 UFC王座の歴史【第5回:ライトヘビー級】

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現ライトヘビー級王者のダニエル・コーミエ 【Getty Images】

 米国の総合格闘技イベント「UFC」。最強のファイターたちが集う世界最高峰のリングで、その歴史に名を刻んできた選手を紹介する。第5回はライトヘビー級(205ポンド=約93kg以下)の四天王時代、群雄割拠、絶対王者時代などを振り返る。(文:稲垣收)

初代王者フランクと第2代ティトは長期政権に

 UFCライトヘビー級の初代王者はフランク・シャムロックだ。日本のパンクラスでも活躍した選手で、ケン・シャムロックの義弟である。1997年に横浜アリーナで行われた「UFC Japan」での王座決定戦で、バルセロナ五輪レスリング金メダリストのケヴィン・ジャクソンにわずか16秒、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちして戴冠。その後3連続1ラウンド勝利で防衛し、1999年9月にティト・オーティズを相手に4度目の防衛を果たした後、UFCを離脱した。
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