アベックVへ“最強”中国攻略のカギ 世界卓球2016 戦力データ分析(最終日)
女子は福原、石川、伊藤で真っ向勝負
女子主将の福原愛。大会を通じ、主将としてチームを支えてきた 【写真は共同】
2大会連続の決勝進出を果たした日本は優勝を懸けて最強・中国と対戦する。中国は現世界女王の丁寧、ロンドン五輪金メダリストの李暁霞、昨年のワールドカップを制した劉詩ウェン、昨年のアジア選手権3冠の朱雨玲、次代を担う大器・陳夢の布陣で、グループリーグから決勝まで全試合ストレート勝ちという盤石の勝ち上がり。1つ勝っても、次から次へと世界チャンピオンクラスが登場してくる。日本はリオ五輪代表の福原愛(ANA)、石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツSC/昇陽中)のオーダーで真っ向勝負を挑むと予想されるが、その中で注目は伊藤。昨年の世界選手権個人戦でも李暁霞と好ゲームを展開しており、チームに流れを引き寄せる活躍を見せてほしい。
■戦力データ分析
日本vs.中国
★★★★☆ 選手層 ★★★★★
★★★★★ 戦型の幅 ★★★☆☆
★★★★☆ 経験 ★★★★★
★★★★☆ 安定感 ★★★★★
★★★☆☆ 爆発力 ★★★☆☆
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男子、課題の3番手は丹羽か大島か
39年ぶりの決勝進出を果たした日本。決勝の相手は新記録となる8連覇を狙う王者・中国だ。昨年の世界選手権優勝の馬龍、ロンドン五輪王者の張継科、許シン、樊振東、方博と、メンバー全員が世界王者レベルの実力者が並ぶ圧巻のラインナップ。ここまで全試合ストレートで勝利とその強さを見せつけている。さらに今年はリオ五輪を控え、例年以上に気合いが入っている印象だ。日本は5日の準決勝でも勝利した水谷隼(beacon.LAB)、吉村真晴(愛知工業大)の2人の出場が濃厚。しかし、準々決勝、準決勝と、3番手が敗れており、誰を起用するのかに注目したい。47年ぶりの世界一に向けて厚く、硬い中国の壁を打ち破れるか?
■戦力データ分析
日本vs.中国
★★★★☆ 選手層 ★★★★★
★★★☆☆ 戦型の幅 ★★★☆☆
★★★★☆ 経験 ★★★★★
★★★★★ 安定感 ★★★★★
★★★☆☆ 爆発力 ★★★☆☆
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