棚橋、エルガンとのタッグに秘策!? 後藤＆柴田は連覇狙う「借り返す」
Ａブロックでは棚橋弘至とマイケル・エルガンという異色のタッグが結成。この日、飛行機の都合でエルガンは欠席となったが、棚橋は「エルガンとはまだちゃんとタッグを組んだことがないです。ということは、世界でもっとも新しいタッグチームが次のタッグリーグから始動します」と高らかに宣言。そして「必殺技を考えました」と言うと、「エルガンはパワーがあるので、棚橋ごとぶん投げる、名付けて『ハイフライフロー・フロム・エルガン』！」と早くも手の内を明かし、この日集まった３６１人のファンの期待を煽った。
また、ＩＷＧＰヘビー級王者のオカダ・カズチカは、４年連続でＹＯＳＨＩ−ＨＡＳＨＩとのコンビで臨む。オカダは「僕はタッグマッチが苦手です」と言いながらも、「ＹＯＳＨＩ−ＨＡＳＨＩさんとは４回目。やっとタッグマッチも楽しくなったし、タッグマッチの戦い方も分かってきたので、しっかり優勝して、そのまま東京ドームに向かいたい」と意気込みを語った。
ＩＷＧＰインターコンチネンタル王者の中邑真輔と、ネバー王者の石井智宏のコンビもＢブロックとなり、中邑は「タッグチャンピオン、歴史のあるチーム、話題性のあるチーム、初対決と、これで十分、刺激的なシリーズになることは間違いない。充実した戦いができそうで楽しみ」と早くも滾り始める。また、東京ドームで対戦するＡＪスタイルズ（パートナーは高橋裕二郎）も「１月４日の前に、中邑に、東京ドームで味わうことであろう屈辱を、少しこの機会に与えといてやる」と、早くも怪気炎を燃やした。
以下、記者会見でのコメント。
Ａブロック
棚橋「新日本プロレス１００年に１人の逸材、棚橋弘至です。ついに、強力なタッグパートナーを得ました。ちゃんとエルガン用に３ＸＬのＴシャツを（準備しました）。エルガンとはまだちゃんとタッグを組んだことがないです。ということは、世界でもっとも新しいタッグチームが次のタッグリーグから始動します。タッグチームというのは、組んだ経験、長さが重要になります。そういうチームが多い中で、僕たちの役目、新しいタッグチームとして、大いにひっかけまわします。そして１つ、必殺技を考えました。エルガンはパワーがあるので、棚橋ごとぶん投げる、名付けて『ハイフライフロー・フロム・エルガン』！ 期待していて下さい」
本間「（ガサガサ声で）“みんなのこけし”本間朋晃です。今日は声の調子がいいです。朝起きて、調子がばっちりです。このGBHのタッグは勝つ時は真壁さんが勝って、負ける時は本間だと思われているのですが、そう思っている人たちの気持ちを変えたいと。そうすることによって、優勝が近づいてきます。応援よろしくお願いします」
真壁「とりあえず、明日から始まるんだよな、リーグ戦。本間と組んでいる以上、すげぇ面白い試合をしてやるからな。まあ、とにかく楽しみにしてくれ。それだけだ」
本間「ひとつ忘れていました。棚橋さんが必殺技、作ったと言っていましたが、真壁さんには言っていないですけど、僕も考えてきました。楽しみにしてください。出せるか分からないですけど、出す方向で頑張ります」
中西「久しぶりにみなさんの顔を見る感じです。先シリーズ、休んでいましたからね。まあ、やっぱり永田と組んで、思いっきり暴れてやります。こうご期待！」
永田「今年のタッグリーグは、もしかしたらエントリーされないと、ちらっと思いましたが、そんなことも吹き飛ばす感じで、中西さんとエントリーされました。中西さんの方からも出ましたが、先シリーズは休みでした。どうやって、体調を作っていこうかと思っていましたが、道場に行くと毎日この人（中西）と会うんですよ。この寒空の下、道場の外で、裸で走って、大汗をかいているんですよ。こんな時期でも日焼けできるぐらいに外で走っているんだなと見たら、すごく安心して、僕らの有り余ったエネルギーを無駄にしないように、このリーグ戦をかき回して、優勝を狙っていきたいです。多分、期待している人は少ないかもしれませんが、もし期待してくれる人たちがいるなら、万馬券、１０万馬券、１００万馬券、１０００万馬券、差し上げますので、皆様、よろしくお願いします」
オカダ「僕はタッグマッチが苦手です。ずっとシングルマッチばっかりやっていたので、苦手なんですけど、ＹＯＳＨＩ−ＨＡＳＨＩさんとは４回目。やっとタッグマッチも楽しくなったし、タッグマッチの戦い方も分かってきたので、しっかり優勝して、またそのまま東京ドームに向かいたいと思います」
ＹＯＳＨＩ−ＨＡＳＨＩ「今オカダが言ったように、僕ら２人、凱旋した時から、タッグリーグで組んでいます。このタッグリーグ、２人も息がぴったりで、オカダが何をやるかも分かるし、このタッグリーグ、すげぇ自信あります。このタッグリーグ、必ず優勝して、タッグのベルト、取ります」
矢野「金曜の昼間に、暇な君たち、どうも。私は、オリコン週間ランキング７位の矢野通、その人です。考えました。オリコン週間ランキング６位になるためには、どうしたらいいか教えてください！（と桜庭にマイクを渡す）」
桜庭「頑張ります！」
トンガ「僕たちをみてくれ、ファレと僕は家族。ほかのやつらを見てくれ。家族でもなんでもない。自分がタッグを組むのは、家族であるファレだ。彼は元ラグビープレイヤーであり、軍人であり、そして、最強のコンビだ。前に座っていた２人、まるで冗談じゃないか？」
ファレ「フ●ック・ユー」
ダニエルズ＆カザリアン「私たちのニックネーム、みんな知っていると思うが、『ジ・アディクション』として、参加する。ナンバー１であることは間違いないが、米国でも、２つの団体で、３回のタッグリーグのチャンピオンになっている。ここにいる選手にはシングルで強い選手がそろっている。エルガンはどこに隠れているが分からないが。この先、新日本プロレス、東京ドーム、ＩＷＧＰ、タッグ、すべて制覇する気持ちで来ている」