ラリーガ EA SPORTS 、第34節プレビュー
【(C)LaLiga】
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5月4日(土)には上位陣が続々と登場する。1戦目はレアル・ソシエダ対ラスパルマス。レアル・ソシエダはここ3試合未勝利が続く中、7位ベティス、8位バレンシアに差を詰められてきた。6連敗中のラスパルマスとのホームゲームは悪い流れを断ち切るチャンス。次節はアウェーのバルセロナ戦、その後にバレンシア、ベティスとの直接対決が続く日程を考えても、何としても今節は勝ち点3を加えておく必要がある。
首位レアル・マドリーはホームでカディスと対戦。この試合でレアル・マドリーが勝ち、続くジローナ戦でバルセロナが勝利を逃す、もしくはレアル・マドリーが引き分けてバルセロナが負ければ、レアル・マドリーの優勝が決まる。一方のカディスは5ポイント差の残留圏を目指し、死に物狂いで勝ち点を獲りに来るはず。バイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ準決勝第2戦を直後に控える今節、カルロ・アンチェロッティ監督がどのようなメンバー構成で臨むのかも気になるところだ。
前節アルメリア戦ではメイソン・グリーンウッドが2得点1アシストを記録。ヘタフェを3ー1の快勝に導いた 【(C)LaLiga】
前節レアル・ソシエダ戦ではアルダ・ギュレルが唯一のゴールを挙げ、レアル・マドリーが1ー0で勝利。独走優勝にまた一歩近づいた 【(C)LaLiga】
一方のジローナはアウェーでの連敗をストップした前節ラスパルマス戦の勝利により、5位アスレティックとの勝ち点差を13ポイントに広げた。その結果、早ければ金曜にアスレティックが敗れた時点で史上初のチャンピオンズリーグ出場が決まるが、そうでなければバルセロナとのダービー勝利が4位確定の条件となる。ここまでホームでは13勝2分1敗。選手たちは確固たる自信を持って、史上初の快挙に挑むはずだ。
土曜のラストマッチはマジョルカ対アトレティコ・デ・マドリー。アトレティコは前節アスレティックとの直接対決を制し、チャンピオンズリーグ出場権の確保に大きく前進した。ライバルとの差を維持するためにも、アラベスに足をすくわれた2週前の過ちを繰り返すわけにはいかない。一方のマジョルカは前節カディスとの直接対決を引き分け、降格圏との勝ち点6差を広げるチャンスを逃した。勝利から遠ざかっているここ4試合に続き、今節も苦しい戦いを強いられそうだ。
ジローナの主砲アルテム・ドフビクは前節まで4戦連続ゴール中。今季19ゴールで得点王争いをリードする 【(C)LaLiga】
バルセロナのロベルト・レバンドフスキは前節バレンシア戦で今季初のハットトリックを達成。通算16ゴールに伸ばし、得点王争いに名乗りを挙げた 【(C)LaLiga】
アトレティコは前節、アンヘル・コレアらのゴールによりアスレティックとの直接対決を制し、4位確保に大きく前進した 【(C)LaLiga】
残留争いに苦しむセルタは、直近8試合で6勝を挙げている好調ビジャレアルとホームで対戦。この一戦では、得点ランキング2位タイにつけるアレクサンダー・ソルロートと同郷のヨルゲン・ストランド・ラーセン、2人のノルウェー人ストライカー対決に注目したい。
3戦目はバレンシア対アラベス。バレンシアはここにきてベティス、バルセロナに痛恨の2連敗。それでもライバルの躓きもあり、目指すヨーロッパ行きはまだ手の届く距離にある。ホームではここ2試合勝利を逃しており、今節は是が非でも勝ちたいところだ。一方のアラベスは3連敗後の2連勝で降格圏との差を12ポイントに広げ、残留決定まであと一歩と迫った。とはいえアウェーでは4戦連続で無得点に終わっており、今節も劣勢が予想される。
日曜の現地時間21時にはラージョ・バジェカーノ対アルメリア、セビージャ対グラナダの2試合が同時にキックオフを迎える。アルメリアは前節終了時点で降格が決定。今節からは来季を見据えたチームづくりに着手することになる。対照的に、19位のグラナダはここ3試合で勝ち点7を加え、降格決定を阻止。今節も引き分け以上で降格を先延ばしにできるが、再び意地を見せられるか。
前節の「エル・グラン・デルビー(偉大なるダービー)」は1ー1。ホームのベティスにとってはイスコの出場停止も伴う痛いドローとなった 【(C)LaLiga】
絶好調のソルロートは前節ラージョ戦でも2ゴールを挙げ、通算17得点として得点ランキングの2位タイに浮上した 【(C)LaLiga】
アルメリアは前節ヘタフェ戦の敗戦により降格が決定。ここまでわずか1勝。残り5試合で意地を見せられるか 【(C)LaLiga】
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