山中湖ぐるり1周自転車の旅 〆はエビ中ライブで「MX!」

スポーツナビDo

【スポーツナビDo】

フライボードの次はサイクリング

午前中はフライボードを楽しんだ 【スポーツナビDo】

「8月2日、山中湖に遠足に行きませんか?」

 やけに具体的な日にちとともに、オシバ編集部員(結構ドルヲタです)に誘われた山中湖遠足。世界中で人気沸騰という話題の新ウォータースポーツ「フライボード」もできるとあって、僕は二つ返事で「OK」した。

 そして、♪ゆわく わく わく わく わく わくわー、とのん気に口ずさみながらやって来た富士山が見下ろす富士五湖最大の面積を持つ湖で、さっそくフライボードにチャレンジ。一人バックドロップを繰り返しながらも空中浮揚を何度も成功させ、見た目以上に簡単にできてしまうお手軽感と、病み付きになりそうな浮遊感覚に、僕たち2人は大満足したのだった。
 ここまでが前回のあらすじ。

 で、時計を見ると、まだ午後2時前だ。フライボードだけやって東京に帰るのはあまりにももったいないんじゃないの? と言うことで、お次にチャレンジしたのはサイクリング。そう、自転車で山中湖を1周しよう!

1周14km、サイクリングロードも併設

いざ、山中湖1周サイクリングへ出発! 【スポーツナビDo】

 山中湖は1周約14km。高低差はあまりなく、急がなくても70分くらいで1周できる。一般道路を進まなければいけない箇所もあるが、だいたいはサイクリングロードも並行しているので安全な走行が可能だ。サイクリング、またはランニングの人気スポットでもあり、この日もたくさんのサイクリストやランナーたちで賑わっていた。

 オシバ編集部員はここぞとばかりに、9月13日・14日開催のツール・ド・東北のために購入したという赤いフレームのロードバイク『茶畑のシンデレラ号』を持参(でもツール・ド・東北は落選した)。一方の僕はというと、レンタルサイクル屋さんでクロスバイクっぽい1台を借りることにした。
「こっちのハンドルについてるレバーはあまりガチャガチャ動かさない方がいいかもなぁ。チェーンが外れるから。でも、まあ、ニイさんは上手そうだから大丈夫だろう」と、レンタルサイクルのお父さん。

「え!? チェーン外れるんですか!?」

「いやぁ……と言っても滅多に外れないから(ニカッ)」

 うーん、大丈夫かいなと思いながらも出発。しかしながら、あまり動かすなと言われると、やっぱり動かしてしまいたくなるのが人間のサガであり、ダチョウ倶楽部・竜ちゃんの「押すなよ」的なアレだ。左ハンドルについてる例のレバーをガチャガチャやってみたけど、何がどう変わったのかよく分からない。右ハンドルのレバーはギアチェンジと分かったけど、結局コレはなんだ? と思いつつ、前方を見ると、本格派ロードバイクの茶畑のシンデレラ号ははるか前方に行ってしまっていた。

富士山を眼前に、湖の音、風も気持ちいい

湖の景色を眺めているだけで気持ちいい! 【スポーツナビDo】

 急いで追いかけようと思ったけど、せっかく山中湖を1周するんだからノンビリと景色を楽しむのが正解でしょ。ほら、左手側には雄大な湖がいっぱいに広がっているよ。
 そういえば、こんなに大きい湖を目の当たりにするのは、僕は初めての経験だ。この自然豊かで壮大な眺めだけでも、このサイクリングの価値が高まるというもの。さらに、この日はあまり気温が高くならなかったこともあったけど、湖の流れの音を聞きながら、右手側の木立からそよぐ風を身に受けて走るのは最高に気持ちがいい!
 では、山中湖1周自転車の旅を動画でどうぞ!
(※注意! けっこう揺れますので画面酔いに注意してください)

富士山には雲がかかっていた、ちょっと残念 【スポーツナビDo】

 しばらく走っていると休憩所があり、いよいよ富士山が湖の向こう側に見えてきた。と言っても、この日の天気は晴れ時々曇り。自転車に乗り出した午後からは雲の方が多くなってきたため、富士山のてっぺん付近はたくさんの雲がかかってしまっていた。ちょっと残念。

白鳥が普通にくつろいでいた 【スポーツナビDo】

 まあ、自然のことなのでこれも遠足の思い出と、気を取り直して休憩所を出発。途中、湖畔では白鳥が普通にくつろいでいたりして、ちょっとビックリしてしまったけど、これも自然の多い山中湖ならではの風景なのでしょう。
 また、この日はなぜか「MAYAMA 3」「AYAKA 5」「aiai 6」といった、サッカーユニフォーム風のTシャツを着た人たちと多くすれ違う。
「あ、ファミリーのみなさま、お互い遠くまでご苦労様です。またあとで……」
 と心の中で念じながら、自転車の旅はいよいよ終盤戦だ。

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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