第2回 ユース Baseball5 アジアカップ:日本優勝 ワールドカップ進出決定

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【世界野球ソフトボール連盟】

台北市で3月11日に開幕した第2回 ユース Baseball5 アジアカップ。14日の決勝戦で、このカテゴリー初出場の日本は開催地のチャイニーズタイペイを破り優勝した。第一セットを落としたが、その後巻き返し2対1で終えた。

今大会には7チームが参加。優勝国の日本と、2位のチャイニーズタイペイ、3位の韓国が今年後半にメキシコで開催されるWBSC ユースBaseball5 ワールドカップ2025への出場権を得た。

Baseball5の国際大会初出場のイラクは3位決定戦まで駒を進め世界を驚かせたが、韓国に敗れ、4位で大会を終えた。

順位決定戦では、タイがホンコン・チャイナとマレーシアを破り5位。マレーシアは6位、ホンコン・チャイナは7位だった。

4日間で26試合が行われ、第2回ユースBaseball5アジアカップの最終順位は以下の通りとなった。
1:日本(世界4位)
2:チャイニーズタイペイ(2位)
3:韓国(11位)
4:イラク
5:タイ(28位)
6:マレーシア(17位)
7:ホンコン・チャイナ(14位)
チャイニーズタイペイのChia-Le Chung選手は、その比類ないパフォーマンスにより、大会の最優秀選手に選ばれた。Chung選手は、38打点で大会トップとなり、決勝戦での最初の2点を含む合計26得点で得点数でも大会5位にランクインした。

女子最優秀選手賞は日本の森本愛華選手に贈られた。森本選手はオープニングラウンドでは10得点、9打点を記録。そして、決勝戦で6得点し、日本の勝利に大きく貢献した。
Baseball5が世界的に注目されていることから、昨年10月にWBSCはWBSC Baseall5ワールドカップ およびユースBaseball5ワールドカップ の参加チーム数を16に拡大することを発表した。

今アジア大会を含めると、すでに8チームがWBSC ユースBaseball5 ワールドカップ2025への出場権を獲得している。

リトアニア(世界7位)、トルコ(12位)、フランス(3位)は、昨年11月に開催されたヨーロッパ選手権を通じて出場権を獲得した。

ガーナ(13位)とケニア(15位)も1月のアフリカ選手権で出場権を獲得した。

残りの出場枠は以下の通り:

開催国(1枠):メキシコ(世界16位)
アメリカ大陸(4枠)
オセアニア(1枠)
ワイルドカード(2枠)
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著者プロフィール

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)はオリンピック首都スイス・ローザンヌの近郊プーリーにに本部をおく野球、ソフトボール、ベースボール5の国際統括団体。6500万人以上にのぼるアスリート競技人口を支え、野球、ソフトボール、ベースボール5の普及・発展を推進している。 WBSCは各国の公式代表チームが出場する国際大会を主催しており、プレミア12、野球ワールドカップ、ソフトボールワールドカップ、ベースボール5、野球・ソフトボールオリンピック予選を世界各地で開催している。

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