イスコが躍動、バルサ単独首位:ラリーガ・ニュース
先週末に行われたラリーガ EA SPORTS 第26節の注目カード、ベティス対レアル・マドリーはホームのベティスに軍配が上がった。主役となったのは古巣相手に輝きを放ったイスコ。34分に正確なCKをジョニー・カルドソの頭に合わせて1ー1とする同点弾をアシスト。54分には決勝点となるPKを冷静に決めた。ベティスは3連勝で6位に浮上。敗れたレアル・マドリーは3位に後退している。
こちらも前節屈指のの好カード、3位と4位の上位対決はアトレティコ・デ・マドリーが制した。アトレティック・クルブとのホームゲームでは、66分に途中出場のフリアン・アルバレスが今季の公式戦21ゴール目となる決勝点を記録。そのまま1ー0で逃げ切り、勝ち点を55に伸ばして2位に浮上している。
レアル・マドリーと同勝ち点で迎えた前節、バルセロナはライバルの躓きを生かして単独首位に躍り出た。ホームにレアル・ソシエダを迎えた一戦では前半にジェラール・マルティンとマルク・カサドが共にラリーガ EA SPORTS での初ゴールを記録。後半にはロナウド・アラウホ、ロベルト・レバンドフスキが2ゴールを加えて4ー0で制し、6連勝で勝ち点を57に伸ばしている。
長らく降格圏に沈んでいるバレンシアは前節、敵地から価値ある勝ち点1を持ち帰った。オサスナと3ー3で引き分けた一戦の主役は、1月に加入したウマル・サディク。32分に2ー1とするゴールを奪うと、1点を追う87分には技ありのヒールキックで同点弾を流し込んだ。
マドリー南部の隣町対決、レガネスとヘタフェによる「デルビー・イストリコ」はホームのレガネスが1ー0で制した。92分に劇的な決勝ゴールを挙げたのは途中出場のディエゴ・ガルシア。レガネスはこのゴールにより、ラリーガ EA SPORTS のホームゲームでは初めてヘタフェから勝利を挙げている。
バジェカスで行われたラージョ・バジェカーノ対セビージャでは、55分にアンドレイ・ラツィウのゴール右上に流し込む鮮やかミドルでラージョが先制。セビージャもドディ・ルケバキオが鋭いカットインからゴール左隅に同点ゴールを流し込んだ。2つのゴラッソが共演した一戦は1ー1の引き分けに終わっている。
2月25日に行われたコパデルレイ準決勝第1戦、バルセロナ対アトレティコ・デ・マドリーは大激戦の末4ー4のドローに終わった。翌26日のレアル・ソシエダ対レアル・マドリーではエンドリックが唯一のゴールを挙げ、レアル・マドリーが1ー0で先勝。準決勝第2戦はレアル・マドリー対レアル・ソシエダが4月1日、アトレティコ対バルセロナが同2日に行われる。
アトレティック・クルブのオイアン・サンセットがラリーガ EA SPORTS の2月の最優秀選手に初選出した。サンセットはハットトリックを達成した第23節ジローナ戦を筆頭に、2月の全4試合で計6ゴールを量産。ここまでチームトップの13ゴールを記録し、国内外での快進撃を牽引している。
サンセットの月間MVP初受賞に加え、先日発表されたラリーガ EA SPORTS の2月の各賞ではバルセロナのハンジ・フリック監督が最優秀監督、ラミン・ヤマルが23歳以下の最優秀選手に選出。ベストゴールは第22節ベティス対アトレティックでロマン・ペローが決めたミドルシュート、ベストセーブは第23節レアル・ソシエダ対エスパニョールでルカ・スチッチの決定機を阻んだジョアン・ガルシアのプレーが選ばれた。
バレンシアは2月26日、ヤレク・ガシオロフスキとの契約更新を発表した。ポーランド人の父とスペイン人の母の間に生まれ、バレンシアで育ったクラブ生え抜きのDFは、クラブとの契約を2027年6月末まで延長。翌27日にはラージョもイバン・バリウと同様の契約更新を発表している。
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