【BOATRACE】クイーンズクライマックス圏内へ81万円差の田口節子が一発 三国優勝戦

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 ボートレース三国(モーニング)の「オールレディース 三国レディースカップ」(優勝賞金120万円・11月1日~6日開催)は5日、準優の5日目が終了した。

 6日に行われる優勝戦のメンバーは次のように決まった。今年の女子獲得賞金順位は5日19時現在のもの。★印は19日から開催される下関G2レディースチャレンジカップ出場者。

<三国 最終日 12R 優勝戦>
1枠 平高 奈菜(愛媛・香川) ★女子賞金9位
2枠 藤堂 里香(福井・福井)   女子賞金68位
3枠 三浦 永理(静岡・静岡)★女子賞金4位
4枠 田口 節子(岡山・岡山)★女子賞金15位
5枠 今井 裕梨(群馬・群馬) 女子賞金36位
6枠 勝浦 真帆(岡山・岡山) 女子賞金37位
※()内は出身・支部の順。

 予選トップ通過の平高奈菜が準優12Rで、まくり差し先行の今井裕梨から道中逆転で1着を奪い、ポールポジションを獲得。2022年5月の丸亀一般戦以来となる約2年6カ月ぶりの優勝に王手をかけた。

 平高は今年の獲得賞金が約3012万円で女子9位。ここで優勝して120万円を加算できれば、8位の平山智加(約3017万円)と7位の宇野弥生(約3054万円)を追い抜ける。2年ぶり8回目のクイーンズクライマックス出場をより確実なものにするためにも、またクイーンズクライマックスのトライアル初日の枠番を1つでも内枠にするためにも、この優勝戦1号艇はきっちり勝ち切りたいところだ。

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 三浦永理(静岡出身・静岡支部41歳)【写真上】は今年の獲得賞金が約3888万円で女子4位。クイーンズクライマックス出場は当確だが、欲をいえば順位をさらに上げたいところだ。というのも2位の浜田亜理沙(約4194万円)と3位の渡邉優美(約3938万円)は11月6日からF休みに入るため、クイーンズクライマックス選考期間内の出走がすべて終了。もう賞金を上積みできないため、三浦は2位まで上がれるチャンスが十分にある。2位になればクイーンズクライマックスのトライアル初日で1号艇が手に入る。これをめざすためにも三国優勝戦3号艇でV取りを狙いたい。

 田口節子(岡山出身・岡山支部43歳)【冒頭の写真】は今年の獲得賞金が約2660万円で女子15位。クイーンズクライマックス出場ボーダー(13位の寺田千恵で約2742万円)まで約81万円余りの差だ。この優勝戦で2着(賞金84万円)以内に入れば逆転できる。ただ2着で逆転して数万円のリードを奪ったとしても、寺田が11月7日から戸田オールレディースを走るためすぐ再逆転されることは必至。いま田口にできることは、この優勝戦で1着(賞金120万円)を奪ってリードを少しでも大きくしておくことだ。6年連続8回目のクイーンズクライマックス出場に向け、この三国優勝戦は大きなヤマ場になってくる。

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