2024/25シーズンのラリーガ EA SPORTS 、注目の若手5選手
【(C)LaLiga】
ラミン・ヤマル(バルセロナ)
17歳の誕生日を迎えてほどないにも関わらず、既にラミン・ヤマルの名はトップエリートの一員として広く知られている。著名なバルセロナのアカデミーが、不可能と思われていたリオネル・メッシの後継者を遂に見出した。そんな噂は何年も前から存在していた。モロッコと赤道ギニアの血を引く「神童」は、今や世界中の注目を集めるようになっている。
わずか1年のプロキャリアにおいて、既にヤマルはいくつもの特筆すべき記録を打ち立ててきた。ラリーガ EA SPORTS の最年少得点者である彼は、重心の低い構えから積極的に仕掛けるドリブル突破、パスとシュートの双方でゴールを仕留められる天賦の才を擁している。彼が次世代のスーパースターとなり、バルセロナが築く新たな黄金期の中心となることを多くのファンが期待している。
【(C)LaLiga】
エンドリックはブラジルが産んだここ数年で最高のタレントの一人だ。レアル・マドリー入りが内定したのは2022年12月、16歳の時。それから2年以上の歳月を経て、18歳となった7月21日に晴れて正式契約を結んだ。その間、前所属のパルメイラスでは2シーズンで14ゴールを記録。11ゴールを挙げた2023年シーズンにはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA優勝に貢献し、ブラジルの新世代を代表する選手となった。
それらの活躍がフェルナンド・ジニス監督の目に留まり、2023年11月にはA代表への初招集も果たした。同月行われたワールドカップ南米予選のコロンビア戦では、ブラジル史上4番目に若い17歳118日でのデビューを実現している。
【(C)LaLiga】
ピッチ上で見せるプレースタイルと同様に、ニコはハイスピードでプロキャリアを築いてきた。アスレティック・クルブでの活躍が認められ、若くしてスペイン代表の主力となった22歳のドリブラーは、今やヨーロッパ中のビッグクラブから熱視線を浴びる選手に成長した。とりわけEURO2024での活躍は記憶に新しい。スペインを優勝に導くキーマンとなった彼は、ラミン・ヤマルと共に大会のシンデレラボーイとして世界中の注目を集めている。
2013年にオサスナからアスレティックの下部組織へ移ったニコは、トップチームに欠かせない戦力となって久しい。まだ成長段階の年齢ながら、個人戦術を理解したクレバーなプレーも随所に見せ、2023/24シーズンはラリーガ EA SPORTS とコパデルレイの計37試合に出場し、8ゴールを記録している。
【(C)LaLiga】
バレンシアのアカデミーが輩出した大型センターバックは、昨季にルベン・バラハ監督の下でトップチームに定着。若さに似合わぬ安定感と肝が据わったプレーにより、現在と未来を担う逸材として注目を集めるようになった。両親はコロンビア出身ながら、自身はスペインのアリカンテ生まれ。現在はスペインのU21代表が主戦場ながら、飛び級でパリ五輪にも招集されている。
イタリアのトゥットスポルト誌が主催する21歳以下の最優秀若手選手賞「ゴールデンボーイ」にて、モスケラは100人の候補者の中で15位にランクインしている。この賞はUEFAに加盟する主要25リーグでプレーする選手を対象に、2023年10月以降にピッチ上で発揮したパフォーマンスをポイントに換算してランク付したものだ。
【(C)LaLiga】
今季のレアル・ソシエダは2季ぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すラリーガ EA SPORTS に加え、ヨーロッパリーグとコパデルレイのタイトル獲得も目指すハードな1年に臨むことになる。そのために必要な戦力として、マンチェスター・シティーから完全移籍で獲得したのがセルヒオ・ゴメスだ。
バルセロナ近郊の町バダロナに生まれ、バルセロナの下部組織で育った23歳の技巧派アタッカーは、アンデルレヒトの一員としてベストパフォーマンスを発揮した2021/22シーズンのプレーを取り戻すべく、母国スペインに戻ってきた。レアル・ソシエダではキエラン・ティアニーとハビ・ガランが抜けた左サイドバックに加え、必要に応じてウイングやインサイドハーフでのプレーも期待されている。
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