【滋賀レイクス】B1昇格への道を考える話【がんばれ】

note
チーム・協会
【これはnoteに投稿されたたけいさんによる記事です。】

○はじめに


 


 今回は、滋賀レイクスブースターのみなさまに向けた記事になります。



 今シーズンは大変お世話になりましたからね。オフシーズンも少しはお役に立たないと・・・。




 さて、おそらく現在のレイクスブースターのみなさまの関心事は大きく2つに分けられると思います。




 1つ目は「選手は来シーズンもレイクスにいてくれるか」ということでしょう。



 ここについては・・・ぼくは触れません。選手にレイクスに残ってもらうためのお給料を支払う為の大金を用意する事なんて、逆立ちしたって出来ないですからね・・・かなしい・・・。






 2つ目は「来シーズンでのB1への昇格(復帰)」についてでしょう。



 最近は契約交渉のニュースの関心も大きく、なかなか落ち着いて考える時間も取りにくい状態かと思います。



 ぼくも仕事の合間を見て、契約ニュース等を調べる毎日が続いています・・・。



 今回の記事では、過去のB1昇格チームを見ながら、「B1への昇格(復帰)」について考えていきたいと、思います。









○来シーズンの滋賀レイクスの目標









 5月12日に原毅人氏がGMに就任すると発表されていました。その中で、原GMは以下のように言及されていました。

「2023-24シーズンの滋賀レイクスでは「1シーズンでのB1復帰」がクラブとしての絶対目標になると同時に、その先の飛躍に欠かせない「Winning Culture」を根付かせることを見据え、B2で「勝率8割」「プレーオフ優勝」を挑戦目標に掲げます。
年々レベルの上がっているB2を勝ち抜いてB1昇格を果たすこと自体がチャレンジングな目標であることは十分に理解しているつもりです。その中で「勝率8割」に挑戦する理由としては、「勝ち続ける」という実体験こそが今のレイクスに最も必要なことだと考えているからです。」
「https://www.lakestars.net/news/detail/id=18631より」



https://www.lakestars.net/news/detail/id=18631
 全文はこちらのリンクよりご覧下さい。








 来シーズンの滋賀レイクスの目標は以下の設定されているようです。



○絶対目標
 ・1シーズンでのB1復帰

○挑戦目標 
 ・B2での勝率8割 
 ・プレーオフ優勝



https://basketballking.jp/news/japan/b1/20220621/379315.html














 上記の記事によると、2023-24シーズンの昇格条件は今シーズンと同じとの事です。今シーズンと変わらずに、2チームが昇格出来るとすれば、プレーオフの決勝まで出場する事が必要になりますね。



 そうすると、プレーオフ優勝に向けて取り組む事で、結果としてその過程でB1昇格がついてくる形になりますね。




 さて、来シーズンのレイクスの目標を達成すれば、B1へ昇格する事が出来るのかを考えていきましょう。



○過去のB1昇格チームを振り返る





 まずは、過去のB2リーグについて調べてみました。



 過去の各シーズンにおける、レギュラーシーズンの勝率上位2チームをまとめてみました。こうなります。表にはそのシーズンに昇格が出来たかどうかを併せて記載しています。



 レギュラーシーズンでの勝率80%を達成出来たチームは青く色を付けています。


 唯一勝率80%を達成したものの、B1昇格が出来なかった2018-19シーズンの信州のみ赤く色を付けています。


過去のB2リーグのレギュラーシーズンにおける勝率上位チーム 【たけい】

レギュラーシーズンの勝率が上位2チームでなくてもB1へ昇格出来たチーム 【たけい】



 B2リーグにはプレーオフがありますので、必ずしもレギュラーシーズンの上位2チームがB1へ昇格出来るわけではありません



 しかし、この表を見てみると、レギュラーシーズンの勝率80%を超えたチームはほとんどがB1へ昇格出来ています



 唯一昇格出来なかった信州も、翌シーズンにはさらに勝率を上げ、B1昇格を果たしています。



 レギュラーシーズンでの勝率80%という目標はかなり高い目標である事には間違いありませんが、1シーズンでのB1昇格を目標とする滋賀レイクスには妥当な目標水準だと言えるでしょう。



 そのくらいの勢いでないと、1シーズンではB1へ昇格出来ないという認識なんでしょうね。





○得失点差から考えるB1昇格





 続いては、B1昇格に向けて、少しだけ数字を使って考えてみましょう。



 各シーズンの上位2チームの平均得点・平均失点を調べて、得失点差を出してみました。それをまとめた表が以下のものになります。 


各シーズンのレギュラーシーズン上位チームの得失点差 【たけい】




 上の表を見てみると、勝率80%を果たしたチームは平均得失点差が10点を超えています。



 言いかえれば、平均して毎試合10点差をつけて試合に勝っているという事になります。



 得点は80点台を取り、失点は70点程度に抑えるのが、ひとつの目安となりそうですね。



 なので、来シーズンの滋賀レイクスの試合では、「何点差をつけて勝てるか」、「大差で負けないような試合が出来るか」という点も意識して見てみましょう!



 B2リーグで、各チームに10点差をつけて勝てるようなチームでないと、B1へ昇格するのは難しいという事なのでしょうね・・・。



○多くの選手が継続し、健康なシーズンを送ってほしい





 最後は、過去のB2リーグがどうこうではなく、滋賀レイクス内部の話となってしまうかもしれません。



 昨シーズンは、新加入選手も多く、そんな中でけが人も多く出てしまったシーズンとなりました。



 しかし、けが人が少なくなりシーズンが進むにつれて、勝ちが遠かったレイクスも良い試合が出来るようになり、勝利も増えてきました。



 そういった経緯を踏まえると、バスケットボールにおいて「一定のメンバーで一定期間プレーする」事は非常に重要な事であると言えるでしょう。



 当然、契約継続・移籍についてはなんとも言えない所ではあります。


 ですが、多くの選手がレイクスに残る事が出来れば、互いのプレー理解度や連携も高い状態からシーズンを始められるでしょうから、B2でも早いうちから戦えるようになるはずです。




 たのむ!レイクスの選手のみなさま!!来シーズンもレイクスで戦ってください!!おねがいします!!


○まとめ




 ・レイクスの目標は高いけど、B1昇格には妥当な目標
 ・平均得失点差では+10点が目標
 ・おねがいします!レイクスのみんな、契約継続で!





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