ダニ・アウベス:「ベンチに座っているのは僕に似合わない」
【@FIFA+】
シリーズ「ダニ・アウベスのクレイジーな夢」では、セレソン復帰に向けたブラジル人の思いを紹介している
FIFA+独占配信の「ダニ・アウベスのクレイジーな夢」エピソード4では、元バルサのスター選手がブラジル代表復帰後の最初の2試合について感想を紹介している。
ティテ監督は、ダニがまだサンパウロに所属していた2021年9月にアウベスを代表から外した。しかし、そのわずか4カ月後、バルセロナへの復帰を果たしたアウベスは、ワールドカップ予選のエクアドル戦とパラグアイ戦に招集された。
1月27日にキトで行われたエクアドル戦では、エメルソン・ロイヤルがアウベスの代わりに先発出場したが、このスパーズのディフェンダーはわずか20分で退場となった。そのため、ティテはフィリッペ・コウチーニョを犠牲にし、当時バルサの右サイドバックを起用し、ディフェンスを強化することに成功し、試合は結局1-1で終わった。
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「ある選手を先発させるということは、他の選手をベンチに置くことを意味する。でも、僕はとてもよくしてもらっているし、実際、とても公平に扱われている。悲しいかな、自分ではどうしようもないこともあるし、今回のことは非常に不運だった。(でも)、これは自分がまだこのチームにいることを証明するチャンスだと思ったんだ」とアウベスは語った。
また、このブラジル人は明るい口調でこうも語った。「観客席に座っているのは、僕には似合わない」
また同じエピソードの中で、アウベスは、輝かしい経歴や豊富な国際経験など関係ないとばかりに、ブラジル代表として戦いに臨む覚悟を決めた。
「僕はいつも、どの試合でも、どのトレーニングセッションでも、自分の価値を証明しなければならないと感じているんだ。自分の実力を示さなければならないからだ」とアウベスは言う。「何も証明する気持ちがなかったら、僕はここまで来られなかったし、ここまで多くのことを達成できなかったし、これほど良いキャリアを歩んできたわけでもない。もちろん、自分の力を証明しないといけない。持っているものは見せなければならない。そしてそれは僕の責任なんだ」
パラグアイ戦の前、元バルサのスターは、ブラジル代表の記者会見に選ばれていた。5月に39歳になったアウベスは、自分の年齢について聞かれると、キャリアの黄昏時にどう対処しているかを説明した。「自分の年齢はわかっているさ。でも、ブラジル代表に選ばれた時点で、好むと好まざるとにかかわらず、自分がさらけ出されることになる。パフォーマンスを発揮できなければ、糾弾されるんだ」
「私たちがやっていることを信じていない人たち、私たちのプレーややり方を信じていない人たちに対応する責任も自覚してい。そういう人たちにもしっかり対応しなければならない」とアウベスは語っている。
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クラブ・ウニベルシダ・ナシオナルに移籍する前のプレシーズンに参加できなかったベテラン・フルバックは、メキシコのクラブに移籍して間もなく胃腸炎にかかり、ティテ監督はそれを理由にアウベスを代表召集メンバーから外している。しかし、この親善試合にはユベントスのダニーロしか選ばれていないため、ダニ・アウベスはカタールで自分のポジションを得るために復帰することを強く希望している。
FIFA+で独占配信される「ダニ・アウベスのクレイジーな夢」シリーズは、ブラジル代表として2022年ワールドカップで優勝するというダニ・アウベスの夢を実現するための旅を描いている。
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