マリーンズ広報のよもやま話 第16話

千葉ロッテマリーンズ
チーム・協会

【千葉ロッテマリーンズ梶原 紀章広報メディア室長 撮影 加藤夏子】

 広報は嫌われることも仕事の一つだと思っている。カッコイイ言葉で言うと嫌われるのが勲章だ。八方美人で務まるような仕事ではないし、逆に言うと嫌われていないような広報は大した仕事をしていない証拠とすら言える。

 嫌われることを恐れていてはなにも出来ない。マスコミにもダメなものはダメと言わないといけない。普段はお願いをして報道をしてもらうことも多いのだが、時には状況に応じては厳しく断る事も必要となる。事実と異なる事を報道されたり、悪意のある表現が使われた時は断固とした態度で強く抗議をする。選手に対しても同様で間違った行動や発言をしている時は口酸っぱく伝える。球団イベントへの出席の依頼や取材依頼など状況によって本人が嫌がりそうな案件でも、その交渉をするのは広報であり、そこで嫌われるかもしれないという可能性が頭をよぎっても腰を引いていては務まらない。その他の色々な方面にも嫌われ役に徹した対応を広報が率先してとらないといけない。ダメなものはダメ。間違っていることは間違っている。例え小さなことでも将来的に見過ごすと問題になりかねないと少しでも思うのであれば、どんどん指摘し注意をする。周囲からは煙たい存在なのだが、それこそがプロ野球広報のあるべき姿だと思う。

 どうしても人の目や評価は気になるものではあるが、嫌われることも仕事の内だと割り切るのだ。好かれたいなら絶対に違う仕事をした方がいい。そう思って率先して盾となるしかない。自分たち広報にはいくらでも矢が当たってもいい。あらゆるネガティブ要素を受け止め、仁王立ちをしてやるという気概が必要だ。だから最後は責任も取る。それくらいの強い覚悟が必要な仕事だ。

文・千葉ロッテマリーンズ広報メディア室 梶原 紀章(かじわら・のりあき)

 1976年8月18日生まれ、大阪府吹田市出身。東京都私立郁文館高校〜関西大学。99年に産経新聞社に入社後、サンケイスポーツ運動部に配属し、00年にオリックス担当、01年から04年まで阪神担当。05年に千葉ロッテマリーンズに入団し主に広報業務を担う。11年にはチケット営業を経験。現在は広報メディア室室長
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