マリーンズ広報のよもやま話 第15話

千葉ロッテマリーンズ
チーム・協会

【千葉ロッテマリーンズ梶原 紀章広報メディア室長 撮影 加藤夏子】

 千葉ロッテマリーンズの公式YouTubeチャンネルの再生回数は12球団で最高を誇る。今年も私が撮影を行ったオールスターゲーム第1戦(東京ドーム)の舞台裏動画は再生回数が50万回を超えるなどマリーンズファンのみならず、多くの野球ファンの方に見てもらった。

 大事にしているのはスピードだ。その日、撮影したものは基本的にその日のうちに出す。食事を温かいうちに食べてもらいたいという想いと一緒だ。そのためにマリーンズでは自前で動画編集班がおり、広報が撮影をした動画はすぐに編集にかかり、その日のうちに世に送り出されるようにしている。この人気となったオールスター動画も東京ドームまで編集担当者に足を運んでもらい、試合後すぐに編集。日付が変る直前にアップした。撮影した内容も大事だが編集能力も問われる。どの場面を切り出し、作品とするか。しかも長すぎてはダメ。基本は3分ぐらい。長くても5分ぐらいが目途。現在、YouTube動画を編集してくれている広報メディア室のメンバーはその点をしっかりと見極め、作り上げてくれている。

 千葉ロッテマリーンズがYouTubeに参入したころはまだ他球団はそこまで積極的な動きを見せなかったが、今では球団も秘蔵映像を撮影しアップするのは当たり前となっており、一時期のような独占市場ではなくなっている。それだけにオールスターのような他球団と狙いが一緒の時はその他のSNSも含めスピードが勝負。先に出すのだ。今回は編集担当者のおかげで思惑通りにいき、成功した。

 現在の公式戦試合日の動画は高橋、手嶌の両広報に撮影は基本的に任せており、自分自身が撮影する機会はだいぶ減っているが、たまにウズウズしてしまう。今年のシーズン中だとタイガースから石崎投手がトレードで加入した際の初めてのブルペン入りの動画や途中加入したマーティン選手の練習風景、5月に習志野で二軍戦が行われた時の福浦選手の舞台裏動画、寮での藤原選手の食事風景などを撮影した。撮影機会が月に1回あるかないかなので、撮る時は起承転結をしっかりとイメージして撮影をする。しかし、やはり撮影機会が減ると感覚は鈍る。久々に持つカメラはなんとも重い。今後も自分自身が撮影する機会はどんどん減ることになるが、時には会心の作品を作り上げてファンの皆様に喜んでもらいたいと思っている。ちなみに一番撮影をしてみたいのは優勝胴上げを真下から撮影することである。

文・千葉ロッテマリーンズ広報メディア室 梶原 紀章(かじわら・のりあき)

 1976年8月18日生まれ、大阪府吹田市出身。東京都私立郁文館高校〜関西大学。99年に産経新聞社に入社後、サンケイスポーツ運動部に配属し、00年にオリックス担当、01年から04年まで阪神担当。05年に千葉ロッテマリーンズに入団し主に広報業務を担う。11年にはチケット営業を経験。現在は広報メディア室室長
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著者プロフィール

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