“レジェンド”稲本潤一氏が『MONDAY FOOTBALL on TVer』出演! 瞬間最高81.9%の男が語る過去、現在、そして未来
昨季限りで現役を引退した稲本潤一氏がゲスト出演。自身の現役生活を振り返りながら番組を盛り上げた 【写真:三和直樹】
1月13日の配信では、黄金世代の一人として昨季までの現役でプレーし、日本代表として2002年のW杯日韓大会で2試合連続ゴールを決めるなどの活躍を見せた稲本潤一氏がゲストで出演した。番組中には自身の歩みを振り返りながら豊富なエピソードを披露し、収録後に自身の未来を語った。
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視聴率クイズに「ファイナルアンサー?」
その稲本氏が、日本人として初めてプレミアリーグ出場を果たしたフルハム時代とレギュラーとして活躍したドイツ・フランクフルト時代の写真とアナウンスによる紹介の後、スタジオに姿を現した。カジュアルなネルシャツコーデで登場し、一礼して「お願いします」とあいさつ。それに対して、青嶋アナウンサーから28年間に及んだ現役生活への労いの言葉、そして本田マネージャーから花束が贈られた。
そこで突然、稲本氏がゴールを決めた日韓W杯のロシア戦での視聴率がクイズとして出題された。「これ、すごいです。自分で言うのもなんですけど、これ、すごいです」と稲本氏。回答役の本田マネージャーの「18%?」の言葉に「いやいや、もっとです」と首を振ると、さらに「25%?」、「もっとです」、「30%ですか?」、「もっとです」、「えー!じゃあ37%!」、「ファイナルアンサー?」とのやりとり。そして青嶋アナウンサーから「聞いて驚くな、スポーツ中継史上歴代2位、66.1%の世帯視聴率。瞬間最高に至っては81.9%!」と驚異的な“答え”が明らかにされ、本田マネジャーが絶句したところから番組がスタートした。
サンドニで対峙したジダン
そして番組の人気企画となった「アルティメットプレイヤ―(現役時代の対戦相手やチームメイトの中から6項目で“究極の選手”を選出)」のコーナーでは、稲本氏が「ヘディング=ソル・キャンベル、スピード=ティエリ・アンリ、右足=ジネディーヌ・ジダン、左足=ルイ・サハ、体の強さ=パトリック・ヴィエラ、サッカーIQ=ポール・スコールズ」と往年の名選手たちの名前をズラリと挙げ、それぞれの選手の対戦した際の感覚や印象、チームメイトだった際の思い出などを振り返りながら6選手の“凄さ”を語った。
番組収録後、その人選について「日本人で選ぶかどうか迷ったんですけど、でも海外で対戦した選手の方がインパクトがあるかなと思って選びました」と稲本氏。その中でも最もアルティメットだったのは「やっぱりジダンでしたね」とのこと。番組内でも日本代表がW杯、ユーロを制した黄金期のフランス代表と対戦して0-5で大敗“サンドニの悲劇”と呼ばれた試合(2001年3月)を思い返しながら、「当時、どんな相手でも寄せたらボールを取れる自信があったんですけど、ジダンと対峙した時にはボールに触ることもできなかった。僕がやってきた中で一番すごい選手だなと思いましたね」と改めて語っている。