松井大輔氏が『MONDAY FOOTBALL on TVer』出演! 世界6カ国13クラブを渡り歩いた男が選ぶ「究極の選手」と「今後のプラン」とは?
松井大輔氏が『MONDAY FOOTBALL on TVer』に出演。代行の笹木かおりマネージャーと番組を盛り上げた 【写真:三和直樹】
12月23日の配信では、現役23年間で日本を含めて6カ国、計13クラブでプレーした元日本代表MF松井大輔氏をゲストに招き、各リーグの試合を解説し、松井氏が選ぶ“アルティメットプレイヤー(究極の選手)”も発表、さらに今後のプランなども聞いた。
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“代行”笹木マネと週末ゲームを徹底解説
ゲストは松井氏だ。日本に加えて、フランス、ロシア、ポーランド、ブルガリア、ベトナムと世界を渡り歩き、フットサルとの“二足のわらじ”も経て今年2月に現役を引退。現在43歳となった元ファンタジスタは、“ルマンの太陽”と呼ばれたフランス時代、2006年に使用されていた懐かしい紹介映像が流された後、ジャケット姿でスタジオに登場した。
そこから今年12月15日に実施して大盛り上がりだった引退試合の映像も紹介。番組から贈呈された花束を手に、松井氏は「(引退試合は)たくさんの人が来てくださって、本当に楽しかったです。“楽しんで終わる”という形に取って、いろいろと企画しました」と笑みを浮かべた。
その後、各国リーグの週末のハイライト映像を松井氏の解説入りで紹介。プレミアリーグ史上初となるクリスマス前の2ケタ得点2ケタアシスト(15得点11アシスト)をマークしたモハメド・サラー(リバプール)のプレーには松井氏も称賛の言葉を並べ、ガブリエル・ジェズスが爆発したアーセナルの試合では、笹木マネージャーのプロ顔負けの“ガチ解説”も飛び出しながら番組が進行した。
また、強烈な直接FK弾などブンデスリーガで4得点に絡む活躍を見せた町野修斗(キール)には、映像を見た松井氏も「良いですね。調子上げている。チャンスメイクもできるFWというのは日本ではすごく大事ですし、早く(代表に)呼んでもらいたいですね」などと語り、期待を寄せた。
「やっぱあの“巻きシュー”ですよね」
松井氏の答えは、「ヘディング=中澤佑二、スピード=リオネル・メッシ、右足=三浦知良、左足=アドリアーノ、体の強さ=中田英寿、サッカーIQ=中村俊輔」というもの。松井氏からは「アドリアーノだけは対戦してないんですけど、ちょっと好きすぎて、すみません」との注釈が入った。
その理由について、「右足=三浦知良」には「やっぱあの“巻きシュー”ですよね。GKが捕れないところに右足インサイドで巻いて蹴るシュート。練習でも100発100中ぐらいでうまかった」とのこと。そして「僕に言ったのが『ダイスケ、シュートはコースだから』って。カッケーなぁって」と高卒から京都サンガ入りした当時のことを思い出していた。
「左足=アドリアーノ」については、「インテルの時にめっちゃ好きで、ずっと(ゲームを)やってました」と愛用選手だったとのことを明かした。加えて、「(実際のプレーを見て)右手がめっちゃ強い。バーンて(相手DF)を押してシュートを打つ。テクニックもあってシュートもあるんで最高のストライカーです」と絶賛。直接対戦することはなかったが、21歳以下のチームが参加するトゥーロン国際大会参加時に、アドリアーノのプレーを間近で見たというエピソードも語った。
そして「サッカーIQ=中村俊輔」には、「俊さんとは(一緒にプレーした時間が)長かった。代表でもジュビロでも横浜FCでも一緒にやって、もう(ピッチの)上から見てるんじゃないかってくらい、ボールが取れないですし、こうなったらこうなるっていうのが分かっている」と語り、「本当にサッカーを教えてもらいました」と平伏した。