「チームを再浮上させた“彼”は別格、ひとり輝いていた」 堀尾謙介が選んだ箱根駅伝・中央大のベストオーダー

藤井みさ
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第99回大会で2区を走る吉居大和。駒澤大の田澤簾、青山学院大の近藤幸太郎とのエース対決は、観ている者の心を打つ名勝負だった 【写真:アフロ】

 ここ数年チーム力が上がり、優勝候補の一角にも数えられるようになった中央大学。いまにつながるチームを支えていたひとりが、堀尾謙介(MABP)だ。2年時から3年連続で2区を走り、3年時は区間8位、4年時は区間5位と健闘。4年時の2月に東京マラソンで日本人最高順位となり、「メガネランナー」として大きな存在感を示した。

 今回は堀尾に、母校・中央大の箱根駅伝のベストオーダーを考えてもらった。選出の基準は、「箱根駅伝を1回でも走っていて、自分が知っている世代の選手」。「本当にチームのレベルが高くなって、選手層が厚くなりました。自分がいまのチームにいたら、メンバーに入れるかどうか」という堀尾の選んだオーダーは、現在も中央大を拠点とし、チームをよく知るからこその面白みがあった。
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著者プロフィール

東京都出身。新卒ではJR東日本に入社し駅員・車掌を経験。出版社、ベンチャー企業などを経て朝日新聞社でWebメディアの立ち上げに関わる。22年に独立し、23年に株式会社スリーレターを設立。大学スポーツメディア「4yeras.」、総合スポーツメディア「Number Web」での執筆のほか、著名人インタビュー、官公庁noteの作成など様々な分野に携わっている。陸上取材のときはカメラマンとライターの二刀流。

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