福澤達哉が新設バレーSVリーグ男子を分析 髙橋藍の参戦、外国人枠増加で戦力拮抗

C-NAPS編集部
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日本代表の髙橋藍(右)のサンバーズ加入など、国内外のスター選手が多く参戦する新設のSVリーグ 【写真は共同】

 バレーボールの2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)が10月11日(金)についに開幕を迎える。国内トップリーグがSVリーグという名称になり、2027年までのプロリーグ化、2030年までに世界最高峰リーグとなることを目指した壮大な船出となる。開幕戦では日本代表の髙橋藍が加入した昨季王者のサントリーサンバーズ大阪が、同じく日本代表の西田有志を擁する昨季準優勝の大阪ブルテオンと激突。新リーグ幕開けから注目度がかなり高まっている。

 元日本代表で、現在は大阪ブルテオンでアンバサダーを務め、テレビ解説などでも活躍する福澤達哉さんにSVリーグの展望について聞いた。各チームの戦力、外国人枠の活用に加え、リーグとしての競技レベルの強化、市場価値の向上についても語ってもらった。

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大阪B、サントリー、STINGS愛知の戦力が充実

注目の開幕戦では、王者サントリーと西田有志ら代表選手が多数所属する大阪Bが対決する 【写真は共同】

【パリ五輪日本代表選手の所属チーム】
▼サントリーサンバーズ大阪
髙橋藍、小野寺太志

▼大阪ブルテオン
西田有志、山内晶大、山本智大

▼ジェイテクトSTINGS愛知
関田誠大、宮浦健人、髙橋健太郎

▼東京グレートベアーズ
深津旭弘

【パリ五輪出場の外国人選手の所属チーム】
▼サントリーサンバーズ大阪
アレクサンデル・シリフカ(ポーランド代表)

▼大阪ブルテオン
ジェスキー・トーマス(米国代表)

▼ジェイテクトSTINGS愛知
トリー・デファルコ(米国代表)、リカルド・ルカレッリ(ブラジル代表)

▼東レアローズ静岡
アラン・ソウザ(ブラジル代表)

▼日本製鉄堺ブレイザーズ
ルチアーノ・パロンスキー(アルゼンチン代表)

▼ウルフドッグス名古屋
ティネ・ウルナウト(スロベニア代表)


 単純に戦力だけで考えるなら、日本代表選手が多く、強力な外国人選手をそろえたチームが優勝争いを演じると思います。サントリーサンバーズ大阪大阪ブルテオン、大型補強のジェイテクトSTINGS愛知はどこが勝ってもおかしくない戦力レベルですね。ただ、他のチームが勝てないわけではありません。エース格の選手や外国人選手らを生かす形で、戦術の組み立てやチームのバランスが整えばチャンスは大いにあります。
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著者プロフィール

ビジネスとユーザーを有意的な形で結びつける、“コンテキスト思考”のコンテンツマーケティングを提供するプロフェッショナル集団。“コンテンツ傾倒”によって情報が氾濫し、差別化不全が顕在化している昨今において、コンテンツの背景にあるストーリーやメッセージ、コンセプトを重視。前後関係や文脈を意味するコンテキストを意識したコンテンツの提供に本質的な価値を見いだしている。

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