福澤達哉が新設バレーSVリーグ男子を分析 髙橋藍の参戦、外国人枠増加で戦力拮抗
日本代表の髙橋藍(右)のサンバーズ加入など、国内外のスター選手が多く参戦する新設のSVリーグ 【写真は共同】
元日本代表で、現在は大阪ブルテオンでアンバサダーを務め、テレビ解説などでも活躍する福澤達哉さんにSVリーグの展望について聞いた。各チームの戦力、外国人枠の活用に加え、リーグとしての競技レベルの強化、市場価値の向上についても語ってもらった。
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大阪B、サントリー、STINGS愛知の戦力が充実
注目の開幕戦では、王者サントリーと西田有志ら代表選手が多数所属する大阪Bが対決する 【写真は共同】
▼サントリーサンバーズ大阪
髙橋藍、小野寺太志
▼大阪ブルテオン
西田有志、山内晶大、山本智大
▼ジェイテクトSTINGS愛知
関田誠大、宮浦健人、髙橋健太郎
▼東京グレートベアーズ
深津旭弘
【パリ五輪出場の外国人選手の所属チーム】
▼サントリーサンバーズ大阪
アレクサンデル・シリフカ(ポーランド代表)
▼大阪ブルテオン
ジェスキー・トーマス(米国代表)
▼ジェイテクトSTINGS愛知
トリー・デファルコ(米国代表)、リカルド・ルカレッリ(ブラジル代表)
▼東レアローズ静岡
アラン・ソウザ(ブラジル代表)
▼日本製鉄堺ブレイザーズ
ルチアーノ・パロンスキー(アルゼンチン代表)
▼ウルフドッグス名古屋
ティネ・ウルナウト(スロベニア代表)
単純に戦力だけで考えるなら、日本代表選手が多く、強力な外国人選手をそろえたチームが優勝争いを演じると思います。サントリーサンバーズ大阪、大阪ブルテオン、大型補強のジェイテクトSTINGS愛知はどこが勝ってもおかしくない戦力レベルですね。ただ、他のチームが勝てないわけではありません。エース格の選手や外国人選手らを生かす形で、戦術の組み立てやチームのバランスが整えばチャンスは大いにあります。
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