【名古屋競馬 11R 若草賞土古記念 予想】連勝街道だ! セブンカラーズ

情報提供:オッズパーク

写真は前回優勝馬サラキャサリン 【提供:愛知県競馬組合】

(全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 岡村秀和)

 グランダム・ジャパン古馬春シーズンの一戦となる若草賞土古記念。フルゲートとはならなかったが、遠征馬5頭を迎えて激戦が予想される。中でも注目はセブンカラーズ。前走は昨年の東海ダービー以来で、初めての古馬戦となったが、問題なく勝ち上がってあらためてポテンシャルの高さを証明してくれた。使ったことでグンと上向いたようだし、9戦9勝とまだ負けたことがない馬だ。全国地方交流競走でも主役の座は譲れないところか。

 相手は予定の連闘策と聞くグレースルビージュランビルと言いたいが、この日程で疲れが心配になってくる。ここは名古屋移籍後、底を見せていないアプサラーを上に取りたい。以下で怖いのはサーフズアップ。前走大敗も3歳時に東京プリンセス賞勝ちがあれば間に合っていいはずで、休み明けでも仕上がりいかんでは上位争いができても。モンサンラファータは門別、南関東、高知で18勝もしているが、残した戦績は上記馬と比較すると大きく見劣る。何かと恵まれないと。
◎(2)セブンカラーズ…2歳新馬戦をコースレコードで勝ち上がる。その後も順調に勝ち星を伸ばすと、東海ダービーを制して負けなしの8連勝を達成。ただ、昨夏に故障が判明。休養を余儀なくされるが、約8カ月ぶりとなった復帰戦で初めての古馬戦を快勝してくれた。予定通りのローテで古馬重賞初勝利を狙う。

○(7)アプサラー…中央在籍時は2戦目で未勝利を脱出するが、その後は1勝クラスで伸び悩み。そして、昨年10月に名古屋に籍を移すと力の違いで5連勝を達成。さすがに2走前のオープンでは2着と勝ち切れなかったが、続く1勝クラスの交流戦を勝利。勢いに乗った重賞挑戦で楽しみ一杯だ。
▲(3)グレースルビー…中央2勝馬。ただ、2勝クラスでは善戦止まりで、昨年2月に大井へ。転入後は勝ったり負けたりだったが、今年2月の中央交流重賞・クイーン賞で5着と掲示板に載ったことを契機にして、笠松・ブルーリボンマイルを勝利。予定通りの連闘策で名古屋へ参戦。

△(1)ジュランビル…中央3勝馬で、大井に移籍すると昨年の佐賀・ヴィーナスカップを勝ち上がる。それ以降は勝ち星がないが、強い相手と戦ってきたこともある。前走の笠松・ブルーリボンマイルは4着敗退も取り消し明けだった。連闘でも使った上積みを見込めば怖い存在に。
x(4)サーフズアップ…浦和・ユングフラウ賞、大井・東京プリンセス賞の3歳重賞を2勝。ただ、それ以降は秒単位の負けが続いている。早熟馬の可能性もあるが、ひと息入れて立て直されたようだ。効果があれば間に合っても。

x(6)モンサンラファータ…通算18勝も挙げている馬だが、南関東ではB2勝ち止まり。唯一の重賞挑戦だった東京シンデレラマイルは13着と惨敗。高知移籍後の内容は悪くないが、このメンバー構成で勝ち負けに持ち込むのは結構、難儀かも。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

地方競馬・競輪・オートレースの投票ができるサービスです

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント