25周年の節目を迎えたカーリングの国際大会“カルコク”が今年も開幕 日本選手権、そして世界への重要な試金石に
ユニクロが大会をサポート
世界のトップアスリートとの協業を通じて最先端のウエア開発に取り組む同社は、今年からスウェーデンカーリング協会とカーリングスウェーデン代表選手団とオフィシャルサプライヤー契約を締結。スウェーデン代表Edinのスキップ、ニクラス・エディンが大会前の会見で「最近はもうユニクロしか着ていない」と発言していたが、今季、選手と関係者はユニクロウエアを着て今季を過ごしている。
恒例のカーリングクリニックも今回は「ユニクロドリームプロジェクト ジュニアカーリングクリニック」と題して開幕前日に行われた。Edinをはじめ、Gushue、Jones、Lawesとすべて五輪金メダリストを擁する豪華なチームが揃い、地元のジュニア選手に対して、技術やメンタルについてアドバイスを送った。
軽井沢町内から参加した高校2年生の新井湖晴さんは「デリバリーの時の足の引き方についてアドバイスをもらえて勉強になりました」と、ジェニファー・ジョーンズに具体的なアドバイスをもらうなど、多くの参加者はトップ選手から刺激を受けた。彼らの存在がまた26年目以降の“カルコク”の財産となっていくだろう。
運営、広報、強化、育成。あらゆる面で長らく日本のカーリングをけん引してきた“カルコク”は、25周年を境にレガシーからシンボルへと進化する。12月1日の朝9:00から第一試合が開始だ。