有力高校生ランナーの大学選び、ポイントは? ブランド、縁…見えない監督たちの戦い

生島淳
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【写真は共同】

 正月の風物詩・箱根駅伝では、100年の歴史の中で数々の名勝負が繰り広げられ、瀬古利彦(早稲田大)、渡辺康幸(同)、柏原竜二(東洋大)らスター選手、澤木啓祐(順天堂大)、大八木弘明(駒澤大)、原晋(青学大)ら名監督が生まれてきた。

 今やテレビ中継の世帯視聴率が30%前後を誇る国民的行事となっている。なぜここまで惹きつけられるのか――。45年以上追い続けてきた著者・生島淳がその魅力を丹念に紐解く「読む箱根駅伝」。生島淳著『箱根駅伝に魅せられて』から、一部抜粋して公開します。

厚底シューズの出現で変わったリクルーティング

 日本では選手の勧誘のことを「スカウト」と呼ぶことが多いが、私はアメリカの用語にならって必ず「リクルーティング」と表現している。

 スカウトというのは、特に野球では選手の力量を吟味する人を指すが、日本ではプロ野球の球団スカウトのことを意味するにとどまらず、広くスポーツ全般で選手を勧誘することを指すようになってしまった。

 英語では、「スカウティング」といえば、試合前に相手の戦術などを分析することを指す。日本だと、視察だとか、偵察という言葉になる。このあたりが、どうもややこしい。
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