「井口資仁×五十嵐亮太」対談で徹底解説! 大谷翔平とMLB日本人ルーキーのいま
吉田、千賀、藤浪が活躍している要因を検証
メジャー挑戦1年目の吉田正尚が適応できたことに対する井口氏と五十嵐氏の見解とは? 【写真:Getty Images】
昨年まで、相手チームの監督として、どう吉田正尚(レッドソックス)を抑えるかに腐心してきた井口さんは、いまの状態をどう見ているのか。また、吉田は、イチローさん以来となるルーキーの首位打者を獲得できるのか? 2人が、吉田の適応力の高さについて語る。
また、千賀滉大(メッツ)の強みも、同様に適応力だと2人は指摘した。メッツはジャスティン・バーランダー、マックス・シャーザーをトレードで放出してしまったが、今季、彼ら以上にきっちりローテーションを守り、結果を出してきたのが千賀。日本時代とはすべての球種でグリップ(握り)を変えたが、「やらざるを得なかった」と五十嵐さん。昨年までは、ロッテの監督として、ソフトバンクの千賀をどう攻略するか考えていた井口さんも、そうした点に感心した。
開幕を先発として迎えたものの、4月下旬からリリーフに回り、しばらくは不安定だったが、5月終わりから結果を出し始めると、リーグ最低勝率のチーム(アスレチックス)から、最高勝率(オリオールズ)へトレードされた藤浪晋太郎。
五十嵐さんは、「左手を出すタイミングが変わった」と、メカニックの変化を指摘。それによってどんな影響が現れたのか。今度は井口さんが五十嵐さんに問いかけた。
いずれにしても解説を聞く前と後とでは、大谷の各打席、登板の見方が異なってくるはず。必見の3本だ。
(企画構成:株式会社スリーライト)
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