【前半戦MVP】阪神先発陣が上位進出 パ野手は柳田&近藤のSB勢が“ワンツー”
球界の未来を担う若き剛腕3人がランクイン
【データスタジアム株式会社】
開幕から20イニング連続無失点を記録するなど好スタートを切ると、いずれもリーグトップの防御率1.48、121奪三振という好成績で前半戦をフィニッシュ。7月12日の試合で今季最多の14三振を奪うなど、ここまで12登板で8度の2ケタ奪三振を記録している。
2位 山本 由伸(オリックス)
2年連続で投手4冠に輝いたオリックスのエースが2位にランクイン。前半戦は13試合中12試合でクオリティースタートを達成するなど、安定感抜群の投球を続けてリーグトップの9勝をマーク。7月8日の西武戦では9回1失点13奪三振の快投を見せ、今季初の完投勝利を挙げた。
3位 山下 舜平大(オリックス)
球団69年ぶりとなる開幕投手での一軍デビューを飾ると、その後も先発として力強い投球を披露。7月17日の前半戦ラスト登板では地元・福岡で凱旋(がいせん)登板に臨み、リーグ2位の8勝目をマークした。最速159キロのストレートを誇る若き怪物が、スター選手への階段を着実に上っている。
ソフトバンクの中軸2人が上位にランクイン
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前半戦はいずれもチームトップの打率.305、14本塁打をマーク。特に7月は、5日の日本ハム戦から3試合連続で猛打賞を記録するなど、ここまで月間打率.346、得点圏打率.533と猛打を発揮。今季は主に4番を担うスラッガーが、持ち前の打棒を見せつけている。
2位 近藤 健介(ソフトバンク)
前半戦終了時点でキャリアハイの12本塁打をマーク。さらに得点圏打率.400と勝負強さも見せ、リーグ2位の49打点を記録。また、6月以降は打率.347、出塁率.487と自身の持ち味を存分に発揮するなど、クリーンアップとして打線をけん引し続けた。
3位 頓宮 裕真(オリックス)
5月からクリーンアップに定着すると、6月に月間MVPを初受賞。7月4日の楽天戦ではプロ初の満塁弾を含む2本塁打6打点の活躍を見せるなど、頼れるスラッガーとして存在感を発揮。リーグトップの打率.318で前半戦を終え、チームの首位ターンに大きく貢献した。