佐々木朗希のアメリカにおけるリアル評 3年後に年俸総額2~3億ドルでMLB入りか
WBCで本場アメリカのマウンドに立った佐々木朗希。投球内容はベストではなかったが、メジャーではすでに一番のプロスペクトという評価が確立されている 【Photo by Eric Espada/Getty Images】
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大谷が“ユニコーン”なら佐々木は──
あるメジャーリーグチームのエグゼクティブが、そう絶賛するほどのピッチャー。それが“令和の怪物”こと、佐々木朗希(ロッテ)である。
昨年、2試合連続完全試合の大偉業にあと一歩まで迫った(編集部注:記録達成がかかった昨年4月17日の日本ハム戦は、完全試合を継続しながらも将来を考えて8回で降板となった)あたりから、アメリカでも話題になっていた若き豪腕は、今春のワールドベースボールクラシック(WBC)でついに本場のマウンドに初登場。メキシコとの準決勝で見せた4回3失点という投球はベストのものではなかったかもしれないが、それでも素材の素晴らしさは明白だった。
「メキシコ戦ではいきなり絶好調のランディ・アロザレーナ(レイズ)と対峙し、100マイル(約160キロ)以上の速球を2球、90マイル(約145キロ)以上のスプリッターを2球投げ、最後はど真ん中の真っ直ぐで三振に取ってしまった。アンビリーバブルだよ。喧伝されていた通りの投手だ。大谷翔平(エンゼルス)は“ユニコーン”と称されているが、佐々木も映画『ネバーエンディングストーリー』に出てくる神話上の動物であるのかのよう。現実世界の人間がマジカルアームを手に入れたような感じだ」
佐々木が登板した日本でのチェコ戦、アメリカでのメキシコ戦をどちらも現場取材した『MLB.com』のマイケル・クレア記者の言葉には、実感がこもっていた。
こうして、ようやく世界中の多くの人間が初めての“朗希体験”を果たした。現在アメリカで投げていない投手の中では最高級の素材であり、同時にメジャー基準で見ても一番のプロスペクト(若手有望株)という評価は、すでに確固たるものになった感がある。
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